
6月9日、南アフリカで開催された世界最大規模のウルトラマラソン、コムラッズマラソンで、100km世界記録保持者の風見尚選手(愛三工業)が、3位に入賞した。コムラッズマラソンは、86.83kmに2万人のランナーが参加する世界最大規模のウルトラマラソンだ。
表彰台に上がる風見選手(右から2人め) 写真:高橋 慎一
風見選手は、1km3分50秒前後の先頭集団でレースを進め、南アフリカの2人の選手についで、5時間39分16秒の3位でフィニッシュした。優勝した選手のタイムは5時間31分33秒、2位の選手は5時間31分58秒だった。
2位の選手は昨年のコムラッズマラソンの優勝者。昨年のIAU 100km世界選手権にも参加して、風見選手を含む日本チームメンバーと競り合った。IAU 100km世界選手権で「南アのコムラッズチャンピオンが参加していますが、どう闘いますか」とインタビューされたことでコムラッズマラソンの存在を知ったそうだ。
風見選手は、 2018年6月のサロマ湖100キロウルトラマラソンを6時間9分14秒の世界最高記録で優勝している。この大会でも注目されていたが、招待選手ではなく、「慎ちゃんと地球の奥地を走るマラソンツアー」での参加だった。

記者会見に臨む風見選手(右から2人め) 写真:高橋慎一
コムラッズマラソンは、今年94回目を数える伝統のウルトラマラソンで、世界中のウルトラランナーの憧れの大会。インド洋岸のダーバンと内陸のピーターマリッツバーグをつなぐアップダウンが激しい86.83kmのコースで行われる。毎年、スタート地点が入れ替わり、今年は、ダーバンをスタートし、ピーターマリッツバーグがゴールの上りコースで行われた。
レース前には、「入賞賞金で旅費をカバーしたいから6位を目標にします」と風見選手は語っていたが、目標を大きく上回った。来年はサロマ湖100kmウルトラマラソンに出る予定なので、コムラッズの下りレースを走る予定はしていないという。
大会名のコムラッズは「戦友」「同士」という意味で、第1次世界大戦の戦友たちを偲び、ともに戦った仲間を忘れないようにと始まった。
2025-11-24
【令和8年初場所予想番付】
PR | 2025-11-26
週刊プロレス読者&週プロmobileユーザーが選ぶ「プロレスグランプリ2025」投票受付開始
2025-11-26
【アメフト】日大が上智大を35-6で下す 最終戦に向け課題も
2025-11-25
【新作情報】「2025BBMベースボールカードFUSION」2025年のプロ野球を振り返る総集編
2025-11-24
【アイスホッケー】スターズ神戸とアイスバックス⑤青山大基
2025-10-23
【陸上】田中希実と田中佑美がトークセッションで合同練習を行ったことを明かす。「短距離の走りの原理を長距離で生かすために」
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]
2025-11-24
【令和8年初場所予想番付】
PR | 2025-11-26
週刊プロレス読者&週プロmobileユーザーが選ぶ「プロレスグランプリ2025」投票受付開始
2025-11-26
【アメフト】日大が上智大を35-6で下す 最終戦に向け課題も
2025-11-25
【新作情報】「2025BBMベースボールカードFUSION」2025年のプロ野球を振り返る総集編
2025-11-24
【アイスホッケー】スターズ神戸とアイスバックス⑤青山大基
2025-10-23
【陸上】田中希実と田中佑美がトークセッションで合同練習を行ったことを明かす。「短距離の走りの原理を長距離で生かすために」
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]