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2019-04-27

ぎふ清流ハーフマラソン明日開催 設楽悠太、川内優輝らトップ選手も出場

第9回大会は大会長・Qちゃんにちなんで記念大会

 4月28日(日)開催の高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンは、今回で第9回を迎える。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが大会長を務める大会で、今回は高橋さんのニックネームにかけて、第Q回記念として開催される。
 国際陸上競技連盟が世界主要ロードレースを格付けするラベリング制度で最高の「ゴールドラベル」の認定を受けている同大会には、例年、国内外のトップ選手が出場。今回は記念大会にふさわしく、リオ五輪女子マラソン銀メダリストのユニスジェプキルイ・キルワ(バーレーン)や2017年ロンドン世界陸上女子マラソン金メダリストのローズ・チェリモ(バーレーン)、男子マラソン前日本記録保持者の設楽悠太(Honda)、昨年のボストンマラソン覇者の川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)らが出場する。
 明日のレースを前に、27日に岐阜市内で招待選手記者会見が行われ、各選手が意気込みを語った。

大会長のQちゃん(中央)とともに記者会見に出席した招待選手。左からチェリモ、キルワ、ビダン・カロキ(DeNA)、設楽、上原、川内、園田、村澤

設楽「優勝争いに絡みたい」

設楽悠太(Honda)
「目標タイムは特にありません。海外勢も出場しているので、優勝争いに絡みたいです。昨年末に体調不良になり、年始から練習をスタートしましたが、大会欠場もあってモチベーションが上がらず、走りたくないと思う日が続きました。4月から練習に集中できるようになり、トラックのレースでは自己ベストに迫るタイムで走れました。明日はペースの上げ下げがあるなかで、どれだけ対応できるかを確かめられたらと思います」

川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)
「びわ湖毎日マラソン以降、なかなか練習ができず、走り込み不足でボストンマラソンは思うように走れませんでした。4月に入ってからは練習がいつも通りできています。明日のレースは、63分台が目標です。去年はトップ10に入れていないので、今年は入れるように頑張ります」

園田 隼(黒崎播磨)
「ボストンマラソンを走ってから2週間ですが、調子は戻りつつあります。ペースが速いレースになると思いますが、今の力を100%出せたらと思います」

村澤明伸(日清食品)
「10月に海外マラソンを走って、1月にニューイヤー駅伝を走り、状態が良くなればマラソンをと思っていました。しかし、状態が良くならず、走りも良くなかったので、1月にマラソンに出ないことを決めて走ることを控えました。2月からは走るトレーニングを始めて、3月、4月と練習をしてきています。今回は現状把握のレースで、まずはしっかり走りたいです。もう1本この大会後に走るハーフマラソンと合わせて、2本のレースタイム+4~5分がフルマラソンの今の力だと思うので、それを考えながら走りたいと思っています」

上原美幸(第一生命)
「トップ選手と一緒に走れるのが楽しみです。名古屋(ウィメンズマラソン)を走った後に休み、今は立ち上げているときなので、そのなかでベストの走りをして、MGCにつながるレースができればと思っています」

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