厚底シューズの元祖ともいえるホカオネオネが、プロランニングコーチであり、マラソン・駅伝の解説者でもある金哲彦氏と1月1日にアドバイザリー契約を締結し、2月1日に記者発表会を開催した。
ホカオネオネは、もともと、「山を楽に楽しく、早く駆け下りる」という発想からスタートして、トレイルランニング、トライアスロン、そしてロードランニングの分野でファンが広がっている。
ホカオネオネが掲げている「すべてのランナーに地球を駆け巡る喜びを感じてもらいたい」というビジョンと、金哲彦氏のランニングに対する思いが合致していることもあり、ブランドの日本での成長、発展に向けて契約に至った。今後は、金さんは、ランニングノウハウを生かして、様々なブランド活動をサポートしていく予定だ。
また、将来的には、世界で戦える日本人アスリートのサポートを見据えて、金さんと共同でエリートアスリートに向けたプロジェクトを展開する計画もある。
上の写真は金哲彦さん(右)とデッカーズジャパンの伊藤輝希ジェネラルマネージャー。デッカーズジャパンは、UGGやTevaなどとともにホカオネオネを扱っている。
記者会見での金さんのコメントは以下の通り。
ホカオネオネとの出会い
昨年、標高差1500m、100kmのウルトラマラソンに向けて、あらゆるメーカーのシューズを試して際、これまでのシューズにない驚きの走り心地と、特に下り坂での衝撃吸収が素晴らしいと思い、ホカオネオネのシューズを選び、レースに挑みました。
契約に至った経緯
ホカオネオネのシューズ開発やブランドの歴史について聞き、興味がわき起こり、契約をお受けしました。特に創業者の発想の豊かさと職人気質には、私もランニングの職人として共感するものがあります。
今後の活動について
プロランニングコーチとして、タイム向上のコツやトレーニング方法の質問を受けます。ホカオネオネを勧めることで、ランナーの皆さんが抱える問題を解決し、継続的にランニングができるようになってほしいと思います。また、エリートアスリートに向けたプロジェクトなどにも取り組んでいきたいです。
金哲彦
1964年生まれ、福岡県出身。早稲田大学時代、箱根駅伝の5区山上りで活躍。2度の区間賞と総合優勝を経験。卒業後はリクルートに入社し、ランニングクラブを創設。マラソン選手として東京国際マラソン3位などの実績をあげた。フルマラソンのベストタイムは2時間11分48秒。引退後はコーチに就任し、数多くのトップアスリートを育成した。2002年、本格的なクラブチーム、NPO法人ニッポンランナーズを設立。以後、プロランニングコーチとして多数の出版、連載、テレビ、ラジオ出演などで、日本におけるランニングの発展をけん引してきた。2018年からホカオネオネのアドバイザーとして、進化を続けるランニング界の一歩先を行く活動を始める。
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