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2018-06-27

トップアスリートに行ってきた高感度の呼気分析研究をヘルスケアに応用する ~一般財団法人グリーンスポーツアライアンスが共同研究コンソーシアムを結成~

呼気分析によるヘルスケア・イノベーションの可能性を研究するコンソーシアムを結成

一般財団法⼈グリーンスポーツアライアンスが、呼気分析によるヘルスケア・イノベーションの可能性を研究するコンソーシアムを結成したことを発表した。

※高感度のガス分析により、呼気(吐いた息)から健康状態がわかる
写真:pixta

共同研究コンソーシアムは、グリーンスポーツアライアンスと、社会医療法⼈財団仁医会 牧⽥総合病院、そしてエフビートライアングル株式会社によって結成され、過去3 年にわたり牧⽥総合病院脳神経外科脊椎脊髄センター部⻑朝本俊司医師を中⼼に進めて来た「呼気分析によるトップアスリート向け脳震盪・薬物検査⽅法の研究」を、⼀般の⼈々のヘルスケア・イノベーションへ応⽤することを⽬指す。

なお、トップアスリートの呼気分析、及びヘルスケアの呼気分析は、エフビートライアングル株式会社が、国⽴研究開発法⼈ ⽇本原⼦⼒研究開発機構が保有する「特許」の実施許諾を受け実施したものである。

共同研究コンソーシアムでは、より簡便、正確で経済的な検査⽅法の確⽴に加えて、多様な可能性を持つ分析結果を活⽤し、⼀般ケースにおける医療診断への適⽤や運動効果の探求を⾏う予定。

参考)一般財団法人グリーンスポーツアライアンス(代表理事:澤⽥ 陽樹);マイクロソフト共同創設者ポール・アレンが2010 年に⽶国で設⽴したGreen Sports Alliance の⽇本法⼈(本拠地:⼭梨県南都留郡富⼠河⼝湖町 事務所:東京都港区)。健康、環境、地域の街づくり、チーム内の組織づくりなど、サスティナビリティ(持続可能性)社会を目指したさまざまな課題の解決に、スポーツを通じて貢献する団体である。

参考)社会医療法⼈財団仁医会 牧⽥総合病院(理事⻑:荒川 好範);東京都⼤⽥区にて、約80年もの⻑きにわたって地域と共に歩み、「地域医療」の中核として医療サービスを提供。現在は急性期医療、回復期リハビリテーション、療養型医療、予防医学、介護⽼⼈保健施設、在宅医療・介護サービスという急性期から在宅医療、予防医学などの包括的な医療体制を同⼀法⼈内ですべて完結し、 垣根のない医療サービスを提供している。

参考)エフビートライアングル株式会社(代表取締役社⻑:広浦 雅敏);匠をサポートするIoTを⽬指し、サービスを提供するソフトウェア開発企業(所在地:東京都品川区)。酒蔵の杜⽒さんが麹造りで利⽤する「スマホで確認できる温度計」Kojimoriシリーズをリリース。⼿軽に設置できる製品とクラウドサービスを提供している。

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