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2018-12-19

『高円宮杯 JFA U-18サッカー プレミアリーグ 2018 プレーオフ』 激戦を制した4チームが突破!

12月14日、16日に広島県各地で『高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2018 プレーオフ』が行なわれた。
16チームで争ったプレーオフの結果、尚志高校、大宮アルディージャユース、愛媛FC U-18、大津高校の4チームが、プレミアリーグ参入を決定させた。
2019年度に行なわれる『高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019』に所属する20チームは以下の通り。
なお、所属するリーグ(EAST<10チーム>とWEST<10チーム>)は2019年2月に決まる予定だ。
(情報提供:日本サッカー協会)

上の写真=横浜F・マリノスユースから逆転勝利を収め、プレミアリーグ昇格を果たした尚志高校
©JFAnews/SMD

【プレーオフ2回戦 ピックアップ・ゲーム<1>】

尚志高校(東北1)
2×1
横浜F・マリノスユース(関東2)

キャプテンの大川健(15)を中心に、粘り強い守備を見せ続けてチャンスをうかがった尚志高校 ©JFAnews/SMD

<試合>
尚志高校は横浜F・マリノスユースに先制点を許したが、60分にオウンゴールで追いつくと、90分にはCKから染野唯月が決めて勝ち越しに成功。逆転勝利を収めた尚志が、2011年以来となるプレミアリーグ昇格を決めた。

<勝利監督コメント>
仲村浩二・監督(尚志高校)
「福島県は震災以降、いい話題が少なかったです。今回昇格できたことで、県民の皆さまに明るいニュースを届けることができたかなと思います。プレミアリーグの初年度に参加させてもらった際は、今の日本代表の中島翔哉・選手などすごい選手がたくさん福島に来てくれました。当時中学生だった地元の選手たちに、『全国にはこれだけうまい選手がたくさんいるんだ』と見せることができたので、福島のサッカーのためにも来年がまた楽しみです」

【プレーオフ2回戦 ピックアップ・ゲーム<2>】

矢板中央高校(関東1)
1×3
大津高校(九州2)

43分に先制ゴールを挙げた大竹悠聖(8)。大津高校はこのゴールで試合の主導権を握った ©JFAnews/SMD

大津高校は大崎舜(写真中央奥)が2得点。187センチの長身FWが大きな仕事をした ©JFAnews/SMD

<試合>
今年度の『全国高校サッカー選手権大会』に出場するチーム同士の試合を大津高校が制した。大津は54分に2点をリードした直後、矢板中央高校にPKで1点を返されるが、89分に大崎舜がダメ押しとなるゴールを挙げる。3-1で勝利した大津が、1年でのプレミアリーグ復帰を果たした。

<勝利監督コメント>
平岡和徳・総監督(大津高校)
「選手を高校3年間預かるからには、考えて動く習慣を身につけたいと考えています。段々と全員にそうした習慣が身につき、全員がつながり始めたので、苦しいときもしのぎながら頑張れました。勝ってくれたことで、後輩たちはまた新たな環境でプレーでき、やり甲斐も生まれます。プレミアリーグは子供が大きく成長する舞台です。選ばれた選手しか立てないステージで、大津のような県立高校が普段できないゲームを毎週、経験できます。来年、再来年もいい選手はいるので、頑張ります」

【『高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019』所属チーム】

青森山田高校(青森県)
鹿島アントラーズユース(茨城県)
浦和レッドダイヤモンズユース(埼玉県)
市立船橋高校(千葉県)
柏レイソルU-18(千葉県)
流通経済大学付属柏高校(千葉県)
清水エスパルスユース(静岡県)
ジュビロ磐田U-18(静岡県)
名古屋グランパスU-18(愛知県)
京都サンガF.C. U-18(京都府)
ガンバ大阪ユース(大阪府)
セレッソ大阪U-18(大阪府)
ヴィッセル神戸U-18(兵庫県)
サンフレッチェ広島F.Cユース(広島県)
アビスパ福岡U-18(福岡県)
東福岡高校(福岡県)
――以下はプレーオフを経てプレミアリーグ参入を決めた4チーム――
尚志高校(福島県)
大宮アルディージャユース(埼玉県)
愛媛FC U-18(愛媛県)
大津高校(熊本県)

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