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2017-06-09

3ゲートの「4対3」

3ゲートの「4対3」

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『サッカークリニック』に掲載しているランデル・エルナンデス・シマルさんの『スペイン流の考えるトレーニングⅧ』。その翻訳者である岡崎篤さんにスペインのトレーニング風景を紹介してもらっていますが、今回は5月号のテーマである「複合アクション・後編」(掲載メニューとは若干の違いあり)です。
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モデルは2005年生まれ(11歳)
■3ゲートの「4対3」
進め方:長方形のグリッドを2つ(エリアAとB)に分け、境界線上にゲート・ゴールを3つつくる。攻撃側は境界線を越えること、さらに最も深い位置にいる選手(BかD)へのパスを目指す。境界線を越えたら2人(AとC)が攻撃エリアを移動し、さらに深い位置の選手へのパスに成功したら攻撃方向を反転(ボールのあるエリア内では「3対2」)。ただし、「ゲート①と③はドリブル通過」、「ゲート②はパスかドリブル通過」とする。守備側は、2人(図の1と2)は積極的にボールを奪いに行けるが、残りの選手(図の3)は境界線上を横に移動(ドリブルやパスのコースを消す)。攻撃側がエリア移動した場合、2人がエリア移動する
「このトレーニングでは攻守の切り替えを入れました。4チームを2つつくり、守備側の1人には休憩させつつ、ボールを奪った守備側チームのターゲットにしたのです。そのため、ボールを失ったチームは切り替え、そのパスを阻止するためにプレッシャーをかけます」(岡崎)

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