11月19日(火)、来年の東京五輪でソフトボール競技の主会場となる横浜スタジアムにて、『ソフトボール女子日本代表ふれあいフェスティバル』が開催された。このイベントは横浜市などが企画し、横浜市立野小学校の児童91名とイギリスのコヴェントリー市の児童がソフトボール女子日本代表とソフトボールやスポーツを通じてふれ合った。なお、横浜市はイギリス代表チームの事前キャンプ地となっている。
※参加した児童とソフトボール女子日本代表選手とで記念撮影
写真◎ソフトボール・マガジン編集部
まず最初に行われたのは、藤田倭投手、勝股美咲投手、後藤希友投手によるピッチングのデモンストレーション。数名の児童が代表して打席に立ち、そのスピードを肌で感じた。児童たちからは「速くてかっこいい」「キャッチャーが捕ったときの音がすごかった」「速すぎて棒立ち状態だった」といった声が挙がった。
次に行われたバッティングのデモンストレーションでは、川畑瞳選手、山本優選手、山崎早紀選手が登場し、児童たちの目の前でパワフルなバッティングを披露。柵越えの本塁打には感嘆の声がもれた。
その後に行われたのは4組チーム対抗の玉入れ競争。女子日本代表選手も4名ずつ各チームに配属され、児童たちと会話を楽しみながら玉入れを行った。
イベントの最後は、児童たちから女子日本代表選手への質問コーナーがあり、次のようなやり取りがあった。
質問「夢を持った年齢とその内容は何ですか?」
回答「小学6年生のときにシドニー五輪をテレビで見て、こういう選手になりたいと思った。小学6年生のときから日本代表になるのが夢でした」(渥美万奈選手)
質問「団結するために大事にしていることは何ですか?」
回答「周りのお友だちの気持ちを考えたり、思いやりを持って接することです」(市口侑果選手)
質問「来年の東京オリンピックにはどんな思いで臨みますか?」
回答「金メダルを獲ることで、応援してくれている皆さんを喜ばせることができると思うので、金メダルを獲れるように頑張ります」(山田恵里選手)
閉会式では、女子日本代表の主将を務める山田選手から「何か目標を持って、全力で取り組むことは大切なこと。うまくいくこともいかないこともあるけれど、一つひとつの経験を大事にしてください」と、児童たちへメッセージが送られた。
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