
※世界ソフトの解説を務める山根佐由里さん
写真◎榎本郁也
8月2日(木)から12日(日)まで、千葉県で開催されている『第16回世界女子ソフトボール選手権』。ソフトボール・マガジンWEBでは、テレビ東京で解説を担当する山根佐由里さん(元日本代表)に、各試合を振り返っていただく。本日は第1戦のイタリア戦です。
上野由岐子選手が初回を3人で抑えて、山田恵里選手が初球で一発を放つ、ストーリーとして出来過ぎてましたし、「さすがです」としか言いようがない内容でした。
イタリアとは対戦経験が少なくデータも少ないですし、初戦ということで入り方も難しいので、序盤はなかなか点が取れませんでした。ただ、3回に相手のミスを利用して流れを持ってくることができたので、そこは日本の強さだと思います。
得点が入ったときは、いずれも先頭打者が出ていたので、先頭打者が出塁することの大切さをあらためて感じた試合でした。また、宇津木麗華監督は大会前、二番と九番がカギになると話してらっしゃいましたが、二番(市口侑果)と九番(渥美万奈、大工谷真波)に置かれた選手がきちんと仕事をしていたので、それが得点につながったのだと思います。
相手のミスが目立ったのに対し、日本はミスらしいミスがありませんでした。投手陣に関しては、上野選手、藤田倭選手がノーヒットに抑えましたが、上野選手は上野選手、藤田選手は藤田選手の良さが出たピッチングでした。
北京オリンピックのころがそうだったように、上野選手には速球派のイメージがあると思いますが、近年は変化球を使って打ち取っています。この試合でも、ライズ、ドロップ、チェンジアップと、いろいろな球種で三振を取っていたので、日々進化しているんだなと感じます。
藤田選手は、スピードもありますが、内野に打たせて取ることも上手ですし、空振りを取ることもできます。第1戦では二人ともボール球も少なかったですね。
初戦で、投手陣が完封で抑えて、打線もつながって、良い滑り出しではないかと思います。
2025-11-24
【令和8年初場所予想番付】
PR | 2025-11-26
週刊プロレス読者&週プロmobileユーザーが選ぶ「プロレスグランプリ2025」投票受付開始
2025-11-26
【アメフト】日大が上智大を35-6で下す 最終戦に向け課題も
2025-11-25
【新作情報】「2025BBMベースボールカードFUSION」2025年のプロ野球を振り返る総集編
2025-11-24
【アイスホッケー】スターズ神戸とアイスバックス⑤青山大基
2025-10-23
【陸上】田中希実と田中佑美がトークセッションで合同練習を行ったことを明かす。「短距離の走りの原理を長距離で生かすために」
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]
2025-11-24
【令和8年初場所予想番付】
PR | 2025-11-26
週刊プロレス読者&週プロmobileユーザーが選ぶ「プロレスグランプリ2025」投票受付開始
2025-11-26
【アメフト】日大が上智大を35-6で下す 最終戦に向け課題も
2025-11-25
【新作情報】「2025BBMベースボールカードFUSION」2025年のプロ野球を振り返る総集編
2025-11-24
【アイスホッケー】スターズ神戸とアイスバックス⑤青山大基
2025-10-23
【陸上】田中希実と田中佑美がトークセッションで合同練習を行ったことを明かす。「短距離の走りの原理を長距離で生かすために」
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]