
ソフトボール・マガジンでは2017年4月号から2018年2月号まで、上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)の選手コラム『NEVER GIVE UP!』を隔月で掲載していました。その中で好評だったのが『教えて!上野投手』という上野投手へのQ&Aコーナーです。
『教えて!上野投手』は連載2回目から始まり、全部で5回掲載しました。ソフトボール・マガジンWEBでは、この全5回分を順々に紹介していきたいと思います。今回はその2回目です。
クラブチームでキャッチャーをしています。ピッチャーの皆さんは、練習や試合前のアップで、どういう声掛けをしてもらうとテンションが上がりますか? ピッチャーを気持ち良く試合に向かわせる声掛け等、キャッチャーができることをピッチャーの立場から教えてほしいです。(35歳女性・マサキ)
ブルペンでもそうですが、ピッチングをしているときは、なるべくキャッチャーと会話をするように心掛けています。ただ黙々と自分の心の中で「今のは良かった」「今のは悪かった」と思うだけではなく、「今のボールは良かったよね?」「今のコースはどう?」など、キャッチャーに言葉を投げ掛けることで、キャッチャーとの意思の疎通を図るんです。日々、会話を重ねていく中でキャッチャーもピッチャーの声を理解できるようになるだろうし、その逆もあるでしょう。
常にコミュニケーションを図ることで、より良い状態で試合に出ることができると思います。大切なのは、決められた声掛けをすることだけではなくて、お互いを理解するための会話をすることだと思います。
ソフトボール・マガジン2017年8月号掲載( 内容は掲載時のものです)
なお、ソフトボール・マガジンでは、2018年5月号から選手コラムの第2弾がスタートしています。奇数月が藤田倭選手(太陽誘電)、偶数月が長﨑望未選手(トヨタ自動車)です。こちらもぜひ、ご覧になってくださいね。
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