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2017-12-21

次世代へ”心”と”技術”の継承! 24年パリ、そして28年ロサンゼルスへ

TOPからジュニアへ技術の継承

 12月18日~20日、女子TOP強化指定選手が合宿を行った沖縄・読谷村にて、『2017 SOFT JAPAN Winter Camp in 沖縄』が開催された。これには、女子GEM1(14才以下)、女子GEM2(16才以下)、女子GEM3(19才以下)、そして男子GEM3バッテリー(19才以下)、女子TOP強化指定選手、男子日本代表の松田光投手、片岡大洋選手ら、100名近い選手が参加した。

 19日には、女子TOP強化指定選手が女子GEM日本代表を、男子日本代表選手が男子GEM3バッテリーの指導にあたった。このようにTOP選手がジュニア選手に直接指導を行うのは初めてのこと。ジュニア選手たちは、目をキラキラと輝かせながらTOP選手たちの指導に聞き入った。

我妻悠香(写真左)がマンツーマンでキャッチングについて指導。ジュニア選手にとっては貴重な機会だ

こちらは内野手の指導風景。洲鎌夏子、渥美万奈、山本優が講師となり、トップレベルの技術を伝授する

来年、世界男子ジュニア選手権を控える男子GEM3のバッテリーも、松田光(写真左)の指導に耳を傾ける

日本代表としての魂の継承

 オリンピック競技への復帰は、女子のジュニアの選手たちにも新たな夢をもたらした。TOP選手については2020年の東京オリンピックが身近な目標となるが、ジュニア選手にとっては24年のパリオリンピック、28年のロサンゼルスオリンピックが目標になってくる(ただし、24年以降のオリンピックについては、競技の開催は未定)。

 そして、GEMスタッフにとっても、パリ、ロサンゼルスオリンピックに出場する選手を育成・強化していくことが、一つの使命となる。今回、TOPの選手たちを間近で見ることができた『2017 SOFT JAPAN Winter Camp in 沖縄』は、GEMの選手たちにとって、自分たちがTOP選手になっていく姿を、具体的に思い描くきっかけになったに違いない。

 20年の東京から、24年パリ、そして28年ロサンゼルスへ――。
オールジャパン体制で、強い日本をつくっていく。

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