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2017-11-06

ビックカメラ高崎が 2年ぶりに王座奪還

 11月4日(土)、5日(日)の2日間、ナゴヤドームにて日本女子1部リーグ決勝トーナメントが開催され、ビックカメラ高崎が2年ぶり11度目の優勝に輝きました。

太陽誘電がリーグ3位から決勝へ

 4日に行なわれたリーグ1位・ビックカメラ高崎と2位・トヨタ自動車の戦いは、予想どおりビックカメラ・上野由岐子、トヨタ自動車、モニカ・アボットの投手戦となりました。0-0で迎えた7回、トヨタ自動車の山下りらから先制のソロ本塁打が飛び出しこれで決まったかに思えましたが、その裏、ビックカメラ高崎が上野の女房役・我妻悠香の2点適時打で逆転サヨナラ勝ちに成功。

 3位・太陽誘電と4位・豊田自動織機の対戦は、藤田倭の好投に応えた太陽誘電打線が、豊田自動織機の海部栞菜、栗田美穂から7安打を奪って5-1で勝利。準決勝進出を決めました。

 5日の第1試合に行なわれた、太陽誘電とトヨタ自動車の準決勝は、太陽誘電の藤田がトヨタ打線を3安打1失点に抑える好投。打線は、相手エースのアボットから4回に佐藤みなみが先制ソロを奪って1点、6回に藤田が自らの犠飛で1点を追加し、2-1で勝利。太陽誘電が決勝へ駒を進めました。

今季のリーグ戦で2敗していたトヨタ自動車を破って、リーグ3位から決勝に進出した太陽誘電

ビックカメラ高崎が完全優勝!

 ビックカメラの上野-我妻、太陽誘電の藤田-佐藤という、日本代表バッテリー対決となった決勝戦。ビックカメラ高崎が、藤田の立ち上がりを攻めて初回に山本優の適時打で1点を先制すると、4回には内藤実穂のソロ本塁打で加点、6回に我妻の中前適時打でダメ押しの1点を追加。3-0で太陽誘電を破り、2年ぶり11度目の優勝に輝いた。一方の太陽誘電は初回の無死一・二塁のチャンスを生かすことができず、上野に4安打無失点に抑えこまれて、昨年に続く準優勝に終わった。

リーグ戦1位通過のビックカメラ高崎が、トヨタ自動車、太陽誘電を破って完全優勝を果たした

 なお、日本女子1部リーグの最終順位は下記のとおりです。

女子1部リーグ最終順位

1位 ビックカメラ高崎
2位 太陽誘電
3位 トヨタ自動車
4位 豊田自動織機
5位 SGホールディングス
6位 戸田中央総合病院
7位 日立
8位 デンソー
9位 Honda
10位 伊予銀行
11位 シオノギ製薬
12位 日本精工

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