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2017-09-20

全日本総合が終了! 女子はトヨタ自動車、 男子は平林金属が日本一に

 福井県開催の『第69回全日本総合女子選手権』、青森県開催の『第63回全日本総合男子選手権』は、ともに台風18号の影響を受け日程変更を余儀なくされたものの、無事に全日程を消化。昨日、台風一過の秋晴れの中、決勝戦が行われました。

女子優勝はトヨタ自動車

 女子決勝は、現在日本リーグで2位につけるトヨタ自動車と4位の豊田自動織機とのリーグ対決となりました。今年の対戦成績はトヨタ自動車が2戦2勝を収めています。

 試合は、トヨタ自動車が1回に山本絵梨奈の適時二塁打で2点、2回に坂元令奈の適時二塁打で3点と試合序盤に得点を重ね、5-2で逃げ切りました。豊田自動織機は5回に永溝早紀の適時打などで反撃を試みましたが、あと一歩届かず。

男子は平林金属が連覇

 男子決勝は、日本リーグに所属する平林金属と今年の全日本実業団選手権で4強入りを果たした高崎市役所の対戦となりました。全日本総合選手権では過去に平林金属が3度、高崎市役所が2度、優勝に輝いています。

 平林金属が先制して、試合前半は主導権を握りましたが、高崎市役所が5回以降、怒とうの反撃を見せます。7回表、ついに高崎市役所が逆転に成功すると、その直後、今度は平林金属が同点に追いつき7-7でタイブレーカーへ。そして迎えた8回表、平林金属・松田光が0点に抑えるとその裏、一死二塁から祝弘樹がサヨナラ打を放ちました。

 これにより、平林金属が2年連続4度目の優勝に輝きました。

元男子日本代表の照井賢吾を擁する高崎市役所を破って大会連覇を飾った平林金属ナイン

 この大会の詳細は、10月24日発売のソフトボール・マガジン12月号でお伝えいたします。

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