
9月16日(土)に開幕する全日本総合選手権。女子に続いて、今回は男子のプレビュー記事です。女子と同様に、前回大会を振り返り、今大会を展望します。
愛媛県で行われた昨年の総合男子選手権の決勝は、平林金属とダイワアクトという、西日本リーグの強豪によるカードとなりました。
先制点はダイワアクト。4回、連打で塁上をにぎわし、疲れが見える平林金属の松田光投手から押し出し死球を誘いました。
しかしその裏、平林金属は先頭打者が出塁すると、松田選手が特大の2ランを放ち、逆転します。自らのバットで手に入れたリードを松田投手が守り切り、熱戦を制しました。

松田選手の投打に渡る活躍で、前回大会は平林金属が雨中の決勝を制し、日本一をつかんだ
今年の大会は、青森県八戸市の東運動公園野球場をはじめ、市内の4会場で行われます。大会の組み合わせは、次の通りです。

連覇を狙う平林金属は現在、西日本リーグで首位と好調。投打の大黒柱である松田選手を筆頭に、監督も選手も「勝ち方」を知っているのが強みです。
その平林金属のブロックには、同じ西日本リーグで上位を争う大阪桃次郎、愛媛ウエストが名を連ねています。大阪桃次郎は岡﨑健斗投手、愛媛ウエストは客野卓也投手と、それぞれ日本代表投手をエースに擁しており、彼らの出来が「ストップ・ザ・平金」のカギを握るでしょう。
隣のブロックは、東日本リーグで首位に立つ日本エコシステムが勝ち抜け有力候補と見られます。ただ、1回戦の相手が昨年のインカレ王者である環太平洋大であり、初戦から気を抜けない勝負になりそうです。

日本最速で知られる岡﨑投手。その豪腕で頂点に駆け上がれるか

今季絶好調の日本エコシステム。東日本リーグでの強さを総合選手権でも見せられるか
逆の山に移ると、最初のブロックでは、東日本リーグの強豪であるホンダエンジニアリングと豊田自動織機が4強争いの二強と言えます。
しかし、今年のインカレを制した日本体育大も、豊富な投手陣を武器に実業団と好勝負を繰り広げる可能性が高く、楽しみな存在になるでしょう。
最後のブロックが、最も激戦区でしょうか。日本リーグ以外のチームで最強クラスの力を持つ高崎市役所、東日本リーグで現在3位のトヨタ自動車、日本代表の山脇佑也投手を擁するデンソー、そして前回準優勝のダイワアクト。いずれ劣らぬ強豪ぞろいのため、予断を許さないブロックになりそうです。

東日本リーグを代表する強豪のホンダエンジニアリング。17年ぶりの優勝を目指す

ダイワアクトのエース兼主砲を担うアンドリュー・カークパトリック。このオーストラリア代表左腕がチームの出来を左右する
果たして青森で日本一の称号を手にするのは、どのチームか。総合男子選手権の新たな歴史の誕生を、お見逃しなく!
そして今大会の模様は、10月24日発売のソフトボール・マガジン12月号でお伝えします。こちらもお楽しみに!
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