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2020-09-30

【相撲】令和2年11月場所予想番付

初優勝の正代は新大関昇進も確実にした

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正代が新大関に昇進
隆の勝が新関脇か

 三役陣は御嶽海が勝ち越したが、大栄翔、隠岐の海、遠藤は大きく負け越して陥落。平幕から3人が上がれることになった。西関脇には西筆頭で10勝の隆の勝が小結を飛び越えて新関脇となりそう。小結は東に照ノ富士が濃厚だが、西が難しい。東5枚目で9勝の霧馬山と東6枚目で10勝の髙安の争いとなる。霧馬山はほとんどの上位と当たっているが、髙安もそれなりに当たっている。ここでは髙安を上げたが、霧馬山の新小結の可能性もある。

 幕内と十両の入れ替えも難しい。幕内から落ちる成績の力士は阿炎、旭大星、琴奨菊、松鳳山、石浦、志摩ノ海の6人だが、十両から上がれる成績の力士は千代の国、琴ノ若の2人だけ。ここでは志摩ノ海を残して、琴勇輝、千代翔馬、天空海まで上げた。天空海が新入幕となる。

 十両と幕下の入れ替えは、新型コロナ感染で全員休場となった玉ノ井部屋の東龍と富士東の扱いをどうするかが問題。審判部は場所後の番付編成会議で決めるとしているが、常識的に考えて据え置きだろう。そうなると十両から落ちる力士は王輝、北はり磨、大翔鵬の3人。場所前に木﨑海が引退したので、4人が上がれることになる。

 幕下から確実に上がれる力士は貴源治、常幸龍、宇良の3人。ここでは東2枚目で4勝の千代の海まで上げた。宇良は平成30年1月以来の関取復帰となる。もし、十両陥落の元大関琴奨菊が番付編成会議前に引退届を出せば、西4枚目で5勝の納谷まで上がれるだろう。

文=山口亜土
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