
5日、遠藤保仁がガンバ大阪からジュビロ磐田へ期限付き移籍すると発表された。遠藤はガンバ大阪でオンライン会見に臨み、現在の心境を語った。今回決断した理由について「新しいチャレンジ」への楽しみと「試合に出たい思い」があると説明した。
上写真=ガンバ大阪でリモートによる会見に臨んだ遠藤保仁(写真提供◎ガンバ大阪)
ガンバ大阪で加入して20年目となるシーズンを戦っていた遠藤保仁が、移籍を決断した。新天地に選んだのはジュビロ磐田。レンタル移籍で、期間は2021年1月31日までと短いが、レジェンドの移籍は正式に決定する以前から大きな衝撃をもって多くのメディアで取り上げられていた。
5日朝に両クラブが公式リリースを出し、正式に期限付き移籍が発表された。同日、レンタル元となるガンバ大阪で遠藤は会見に臨んだ。まず今回の決断理由について、率直な思いを口にした。
「まずは新しいチャレンジをしたいという思いと、やっぱり試合にたくさん出たい、出場時間も含めてゲームに出たいという思いが強くあった中での移籍です」
今季は11試合に出場。ただ途中出場が多く、出場時間は363分に留まっていた。チームが世代交代へと舵を切りつつある中で、これまでのようにプレー機会を得られなくなっていた。
「常に競争がある中で自分がなかなか試合に絡めないという時もありましたし、もちろんその中で悔しい思いもありました。ただガンバ大阪という偉大なクラブで競争があるのは当たり前で、その中でなかなかチャンスを生かせなかったというのはあると思います」
「チームの戦い方だったり、選手起用に関しては監督が決めること。ただ何のために練習しているかと言うと試合に出るためで、結果を残すために練習しています。それがなかなか発揮できないという理由は自分にもあると思いますし、出たら結果を残せるという自信はもちろんまだ持っています。それを生かせる状況というのを作っていただいた」
あくまで責任は自分にあるとしたが、試合に出れば、違いを生み出せるという自信もある。実際、今シーズンも出場した試合ではさすがのプレーを随所に見せていた。そんな折に今回のオファーが届き、遠藤は環境を変えるという選択をしたという。
「僕は向こう(=磐田)に行っても、試合に出られる保証は何一つないので、新人ですし、ゼロからのスタートということで、新しいチャレンジにワクワクしています」
もちろん、磐田でポジションが保証されているわけではない。フベロ監督から鈴木政一監督に交代したばかりで、どういうサッカーになっていくかまだはっきりしない部分もある。遠藤自身も練習に参加するのはこれから。しかし、自身の特長を発揮すると誓う。
「僕はずっとプロに入ってから思っているんですが、まずはサッカー自体を楽しむということと、20年ぶりの移籍なので新人の時のような気持ちを忘れずにやっていきたいと思います」
「新しいチーム、新しい監督を知り、知っている選手も何人かいますが、そういう選手とサッカーをする楽しみがあります。ジュビロ磐田をJ1に上げるというモチベーションもありますし、後はまた新しくレギュラー争いをするという楽しみもあります」
新しい環境に飛び込むことについては、ポジティブな言葉が並んだ。
「今のJ2の試合は自分も全部見たわけではないですけど、混戦なのは間違いないですし、J1と同じようにどこが勝ってもおかしくないと思います。勝つためにはチームが一体となってというのは絶対的な要素だと思うので、僕はまだジュビロの練習に1回も参加してないですけど、良い雰囲気で、1戦1戦と戦いながらジュビロのサッカーはこうだというのは示していきたいと思います」
チームのために自身の力を注ぐ準備はできている。
「ジュビロ磐田に行って新しい選手スタッフとやることによって、自分のサッカー観にいろんなものがプラスされると思います。自分にとって非常に良い刺激にもなると思います。自分のサッカー観を伝えるのもそうですし、逆に自分のサッカー観にないものを得るチャンスでもある。今シーズンいっぱいという期間にしたら非常に短いですけど、学んでいきたい」
慣れ親しんだチームを離れ、新天地に行く決断を下した遠藤。気になるのは、レンタルでの移籍という部分。ガンバ復帰についてはどう考えているのか。
「もちろん、これだけ長くお世話になったクラブですし、ここ以上のクラブはないとは思うので。レンタル移籍という形で1回離れますが、ガンバに戻ってきたいという気持ちは強く思っています」
プロ23年目の決断。青黒7番からサックスブルーの50番へ。遠藤保仁は今、新しい一歩を踏み出す。
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