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2020-10-14

【ボクシング】ガイドライン違反のジム会長に罰金

再開から3ヵ月、有観客の興行も増えてきた

東日本ボクシング協会は14日、第7回定例理事会の開催後にリモートで会見。新型コロナウイルス感染予防対策のガイドラインに違反したジム会長への処分を発表した。

  ワタナベジムの渡辺均会長は9月中に行われた東日本新人王予選で、3日に渡り立ち見観戦などを繰り返し、再三の注意にも従わなかったとして、東日本協会が事情聴取。ガイドラインに対する違反行為の事実関係を確認し、14日付で処分を決定した。会則に基づき、懲罰として50万円の罰金が科される。同会長は意見陳述で、自身の認識不足を認めたという。

  オサムジムは渡辺治会長の死去に伴い、同ジムの所属選手だった中富久氏に名義を譲渡。DANGAN越谷ジムと名称を改め、埼玉県越谷市に住所を移した。休会していたアベジムは、TEAM 10COUNTジムの所属選手だった川端龍也氏に名義を譲渡。湘南龍拳ジムと名称を改め、神奈川県平塚市に住所を移した。古口ジムの古口哲会長は休会届を提出した。

  理事会ではまた、13日の興行に出場を予定していた選手とチーフセコンド各1名が前日のPCR検査で陽性反応となったことについて、プロモーターの横浜光ジム・石井一太郎会長が現場の状況とその後の対応を報告。またエアボクシング大会を来年4月に再開する意向を明らかにした。

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