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2020-10-15

【ボクシング】都内のジムで5人の感染が判明

最近は有観客興行も増えてきた

日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は15日、新型コロナウイルス対策連絡協議会をオンラインで開催。12日に判明した東京都内の協会加盟ジムでの感染拡大を受け、今後の対応策を協議した。

 13日の興行に出場する選手とチーフセコンド各1名が、前日のPCR検査で陽性と判明し、試合を中止した。試合出場の選手、チーフセコンドに感染者が出たのは7月12日に興行を再開してから初めてのケースとなる。同ジムではクラブオーナー、マネージャーら合わせて5名の感染が確認された。JBCでは今後も選手の感染が起こりうることを踏まえ、保健所との連携を迅速に運ぶためにも、現在は事務局で実施している検査を医療機関で行うように検討していくとした。中部地区などでは、すでに医療機関での検査を実施している。

 有観客興行が増える中、感染予防対策のガイドラインへの違反行為が依然として見られることも指摘。マスクを外して大声を上げる、チーフセコンド以外のセコンドがリング内に入る、ラウンドガールが会場内で飲酒して酩酊、などの例を挙げた。JBCはこれらの違反行為を処分の対象とし、改めて当事者、入場者に注意を促した。

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