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2020-10-16

【陸上】全国中学生大会の男子棒高跳は棒高跳を始めて1年目の牧野友哉がチャンピオンに

男子棒高跳優勝の牧野友哉(四街道西中3年・千葉)

今季は全日中の中止に伴い、ジュニアオリンピックを全国中学生大会として10月16~18日に日産スタジアム(横浜市)で開催。全日中と同じ全23種目(男子13種目、女子10種目)で中学生アスリートが頂点を争う。日本選手権リレー、全国高校大会2020リレーも同時開催。10月16日の1日目は男女の200mと男子棒高跳、女子走幅跳でチャンピオンが決まった。

男子棒高跳は今季4m56でリストトップの牧野友哉(四街道西中3年・千葉)と昨年の全日中2年生チャンピオンである原口顕次朗(春日中3年・群馬)の争いに。4m40を牧野は1回目、原口は2回目でクリア。続く4m50の2回目を原口はパスし、続く4m55は届かず。4m50を跳んだ牧野が自身初となる全国大会のチャンピオンに輝いた。

「ランキング1位だったので、その順位を守り抜こうと思って練習してきました。優勝できてホッとしています。アップのときに不安な状態で迎えたけれど、最後はいい形で終われたと思います」と手応えを語った牧野。小5で陸上を始めたときは長距離の選手で、棒高跳を始めて1年目での表彰台となった。

女子走幅跳は釣本陽香(郡山南中・奈良)が5m83(+2.7)、女子200mは磯貝唯菜(笠井中3年・静岡)が24秒68(-1.1)、男子200mは津田伊万(金石中3年・石川)が21秒84(+1.1)が優勝を飾った。

全国高校大会リレー競技は、4×100mRの予選が行われ、女子5組に登場した中京大中京高(岸本優花、倉橋美穂、須崎心優、藏重みう)が高校歴代7位の45秒46で決勝に駒を進めている。

写真/中野英聡 文/内田麻衣子

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