前橋育英・梶塚彪雅の投球フォーム。2019年夏は、群馬大会の40イニングで5四死球、失点4と安定。甲子園1回戦(対国学院久我山高、西東京)では、味方のミスもあり、8回途中7失点(自責は6)の内容だったが、四死球は死球を1つ与えたのみ。持ち味の制球力を発揮した。

制球力はフォームの安定から
筋力的な土台が安定した動作を生む

 前橋育英・荒井直樹監督が投手を指導する際の大まかなポイントとしているのは、「軸脚でバランス良く立つこと」「できるだけ長く投球方向に対して上体が横を向いたまま並進移動していくこと」「ステップ後に肩を入れ替えること」の3点。主に下半身の動作に意識が向かうようにしている。

写真/ベースボール・クリニック

 スライダーを得意としていた梶塚は、高校入学以来、投手として専門のトレーニングを重ねることで球速も徐々にアップ。特に「スクワットを正しく」フォームを身につけたことで良い変化が表れたという。

「コントロールの安定はフォームの安定によって得られるものだと思っています。手の意識が強過ぎると開きが早くなる傾向も出てくるように、フォームは全体的なことを疎かにして細部のことだけを指摘すると、良くなるどころか逆効果になる危険性がある」と荒井監督。

 動作は筋力的な土台があって可能になる部分も多いため、トレーニングは欠かせない。梶塚はそれによって成長した投手の一人だった。

梶塚彪雅(かじづか・ひょうが)
群馬県・伊勢崎市立殖蓮中出身
177cm76kg/右投右打

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