2019年夏の甲子園2回戦(対花咲徳栄高、埼玉)に先発した中森俊介の投球フォーム。
 135球を投げて被安打6、6奪三振、3四死球で3失点完投した。4回に3連打から先制点を取られたものの、すぐに変化球が多めの配球に変更するクレバーさを見せた。

松本航(現・西武)を参考に
レッグアップ姿勢を安定

 中森を指導する狭間善徳監督は、投手指導にあたり、以下の4つのポイントを重視する。
「1.レッグアップ」
足元をフラットにして真っすぐ立つ
「2.並進移動」
軸足ヒザを投げる方向に直線的に移動させる
「3.上下のかみ合わせ」
足を下ろす動作とハンズセパレーションのタイミングを合わせる
「4.開きを抑える」
胸を打者に見せない

写真/ベースボール・クリニック

 中森は片脚立位姿勢で三塁側に顔を向けることで、レッグアップ時の姿勢を整えている。これは明石商高OBの松本航(現・西武)を参考にしたもの。投球動作のスタートとなるポジションを安定させ、高いパフォーマンスに結び付けている。

「柔軟性や筋力にも課題がありますし、技術的にもまだまだ改善の余地がありますが、非常に将来性豊かな投手です」と狭間監督の期待も大きい。

中森俊介(なかもり・しゅんすけ)
兵庫県・丹波篠山市立篠山東中出身(三田ボーイズ)
181cm79kg/右投左打

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