毎年恒例のスポーツカード大賞! 今回もディーラーズ座談会で決定します。連載第4回は、「直筆サインカード部門」その他カード編をお届けします。

〈参加ディーラー〉
佐伯 篤(SAトレーディング)
田村亮一(ミント神田店)
高橋高弥(ミント立川店)

 カードファンの皆様、1年ぶりのご無沙汰です!

 かつて「スポーツカード・マガジン」誌上で、2008年から行われてきたディーラーズ座談会も、とうとう12回目を迎えました。カード界のご意見番・佐伯篤氏を司会に、ミントからは、すっかりお馴染みとなった神田店の田村亮一店長と立川店の高橋高弥店長が今回も招集に応じてくれました。この顔合わせは2年連続2回目ということで、すっかり息の合った3人が繰り広げたトークバトル。

 平成から令和に変わった2019年を代表したのは、果たしてどんなカードなのか? 時おり脱線を繰り返しながらも、なんとか感動(?)のフィナーレを迎えた座談会の模様をお伝えします。全14回連載の第4回は、直筆サインカード部門その他カード編。皆さん、鳥肌にご注意を!

〈これまでの連載〉

東京オリンピックで価値もアップ!

佐伯 引き続き、【直筆サイン部門・その他カード】にいきましょう。

田村 ここは僕からいきましょうか。おそらく高橋君が女子キャラをたくさん紹介してくれると思うので、正統派のスポーツカードを挙げていきます(笑)。

 まず、何といっても「平成」に入った井上尚弥ですね。発売当時で2万円くらいの値動きだったのが、11月にワールドボクシングスーパーシリーズの決勝でドネアに勝ったころには、それが5~7万円にまではね上がっていました。今後はさらに世界的なボクサーになっていくでしょうし、そうなると直筆サインも難しくなってくるかもしれないと予想して、これが1位ですね。日本人ボクサーの最高傑作として、モノが違うところをこれからも見せてほしいという期待を込めて。

 他では「インフィニティ」に入った張本智和と伊藤美誠、平野美宇の卓球勢に、バドミントンの桃田賢斗ですね。彼らはまさに東京オリンピックを見据えた人選で、もしメダルを取るようなことがあれば、さらに評価も上がってくると思います。2019年のBBMは「平成」も入れれば、実質「インフィニティ」を1年に2回作ったようなものですし、あのボリュームのオールスポーツカードを年に2回も出すというのは、相当に大変だったと思うんです。BBMは本当に頑張りましたよ。

高橋 収録メンバーも「平成」と「インフィニティ」では、まるっきり変えてきましたからね。飽きを感じさせないという意味でも、素晴らしかったと思います。私は「平成」からですと井上尚弥選手、伊藤みどりさん、為末大さん、柏原竜二さんが候補で、中でも一番の目玉といっても過言ではなかったのが辰吉丈一郎さんと薬師寺保栄さんのコンボサインだったと思います。2人がクロスカウンター気味に殴り合っている写真も素晴らしかったです。

田村 あの写真は合成だとしても、うまくできていましたよね。

高橋 聞いた話によると、あれは1枚写真の奇跡的な瞬間らしいです! 「インフィニティ」からは、先ほど田村さんが言われた桃田選手、平野選手、伊藤選手に加えて、柔道の阿部詩選手、サーフィンの五十嵐カノア選手といった東京オリンピックで楽しみな選手がたくさん入っていたのがうれしかったです。ただ、私がナンバーワンを選ぶのであれば、ラグビー日本代表カードに入っていた縦型のスペシャルサインですね。

佐伯 あのカードは、すごくカッコいいんですよね!

高橋 すごいんですよ! このカードは実物を見る機会があまりなかったんですけど、画像を見ただけでも、鳥肌が立ってしまいました。

佐伯 ずっとお腹がすいていたの(笑)?

田村 高橋君、今年はだいぶ具合が悪そうだな(笑)。でも、確かにあのカードはカッコいいと思います。


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