上写真=左から団会長、伊藤、拳四朗、寺地会長。両陣営ともに防衛に成功し、ホッとした表情

30日、東京・大田区総合体育館で初防衛に成功したWBO世界スーパーフェザー級チャンピオン伊藤雅雪(27歳=伴流)と、5度目の防衛に成功したWBC世界ライトフライ級チャンピオン拳四朗(26歳=BMB)が、31日、東京都内でそろって一夜明け会見。両陣営ともに喜びをともにした。

笑顔の絶えない会見となった

伊藤雅雪
「(チュプラコフは)思っていた以上に頭が近いというか、やりづらい。頭からくるなぁと。それに対応できなかったのは僕のせい。2ラウンドくらいからセコンドに、「距離を取りなさい。ワンツースリー打って回って」と言われていて。それをするのに2、3ラウンドかかってしまった。
 年末のこの素晴らしい舞台で、いい試合をしたいという気持ちが前面に出すぎて、相手が前に出てきたときにこっちも気持ちでガーッといっちゃって、それが前半のガチャガチャにつながってしまった。そこの気持ちのコントロールをもっと早い段階でできないと、今後難しくなる。
 (相手の)回し方、距離をとってダメージを与えていく方法に修正していけたという手応え、ガードして下を打つ、ガード、ガードして上を打つ、という練習してきたことを後半、少し出せた。反省点も含めて、自分の中では成長できた試だと思います。
(7回に)カウンターの右ボディが入ったときに、相手がすごいうめき声を出した。そこからはもう、倒しにいく気持ちを前面に出しました。
 改善点は、頭が来る選手に対して、こうやって(目の上を)切ってしまう。頭から来られても腫らさないとか、もしかしたらヒッティングって判断されるかもしれないので、ああいうラフな相手でも考えて改善しなければ。
 あの舞台をいただいてて、ドローとか負傷判定とかなってたら、ちょっと死にたいなと思ってました(笑)。ルディ(・エルナンデス)がさすがで、血を止めてくれたので。
 今後は勝てないと思われるような相手とやっていきたいし、そういう相手を越えていきたい。
場所がどこであろうと、とにかく名前のある選手と。WBC王者のミゲール・ベルチェルト(メキシコ)とかIBF王者のテビン・ファーマー(アメリカ)。WBAスーパー王者のジャーボンタ・デービス(アメリカ)は絡みづらそうだけど。どこまでスーパーフェザーでやっていけるかわからないけど、ゆくゆくはライト級でもやりたいし、フランシスコ・バルガス(メキシコ)も向こうで人気があるのでやってみたい。
 僕にしかできないことをして、日本中に、世界中に伊藤雅雪というボクサーを印象づけて、日本のボクシング界を盛り上げたい。なので、いろんな分野で活躍をしていきたいですし、自分を有名にして、ボクシング界も盛り上げたいです」

拳四朗
「倒したい気持ちが前に出すぎたかなぁ。ちょっと空回りはしたんですけど。判定はまあ開いたんですけど、ちょっともやもや感が残りました。連続KOの意識もあって、変に考えすぎちゃった。でもいい経験にはなりました。(寺地永会長が、「相手の遅いスピードに合わせてしまった」ということについて)このペースで行けるのかぁと思って。
 (フアレスは)頭の位置が止まらないので、すごく止めにくかった。焦らず自分の距離を守ってやっていたら、もうちょっとパンチも当たって、ダメージも与えられたかな。ちょっと距離が近かった。
 減量は本当に、ここ2試合くらいですごくうまくなってるので、今回も最後の2日間くらいで、減量着を着だしたので、しっかり動ける時間も長くなった。
 戦いたい相手はあんまりわかんないので、勝ち続けていくだけです」

<世代も近いお互いについて>
「拳四朗君はこんな感じなので、今回の試合に関する撮影で一緒になったときに、落ち着かせてもらえました(笑)。(拳四朗は)距離感もいいし、パンチもキレるし、穴がない選手。ジャブを見習いたいですね」(伊藤)

「伊藤さんは迫力あるし、まとめるとこもすごいし、僕もやりたかったなぁ(笑)。それに男前(笑)。僕も頑張って磨いていきたいです(爆笑)」(拳四朗)

取材&写真_本間 暁

「やってみたかった!」という、スポーツ新聞各紙に囲まれての撮影に応じる伊藤


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