26日、中国・撫州で行われたWBA世界フェザー級タイトルマッチ12回戦は、王者シュー・ツァン(25歳=中国)が、2階級制覇を狙った挑戦者10位の久保隼(29歳=真正)を5回に1度倒し、続く6回に連打を打ち込んで1分16秒レフェリーストップ。初防衛に成功した。

上写真=王者シューに左フックを打たれる久保

 サウスポースタイルの久保は、右のジャブはリズムを取ることに使い、左ストレート、左アッパーカットをそれぞれ王者のボディに突き刺すパターンに終始した。王者シューは、久保の右をまったく邪魔に思わず、左フックを上下に打ち分け、真正面に立ち続ける久保に、右をこつこつとヒットしていった。

 久保は打ち終わりに動かず、打たれてもそこにとどまるため、シューにいいように狙い打ちされてしまった。ブローの威力がいくら軽いとはいえど、もらい続ければダメージは溜まってしまう。動かない的に対し、シューは徐々に力感をこめた連打も打ち始めていった。

5回、カウントを聞かされた久保。ダメージは徐々に溜まっていた

 5回、シューは左フックから右、さらに左フックとヒット。久保はたまらずキャンバスにヒザを着いてしまう。ここは立ち上がった久保だが、続く6回にも連打を食らうと、その前から止めるタイミングをうかがっていたレフェリーが試合を止めた。

 久保は2017年9月にWBAスーパーバンタム級王座を失って以来の世界王者復帰ならず。さらに2階級制覇にも失敗した。15戦13勝(9KO)2敗。

 地元の大声援を受けて初防衛に成功したシューは19戦17勝(3KO)2敗となった。

写真_善理俊哉 Photos by Shunya Seri


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