日本スーパーライト級7位の近藤明広(一力)は15日、東京・後楽園ホールで日本ライト級2位の柳達也(伴流)と8回戦を行い、3ー0の判定勝ち。連敗脱出とともに、再浮上を果たした。

 元日本王者で世界挑戦の経験もありながら2連敗中の近藤と、ランク上位にいながらタイトル挑戦のチャンスに恵まれない柳。中量級の生き残りをかけた一戦で、34歳の近藤が意地を見せた。

 ベテラン同士らしく緊迫した駆け引きの中で、先制したのは近藤。初回、右クロスを打ち込み、早くも柳のヒザを揺らす。中盤からは柳も接近戦で激しく抵抗、見応えあるハイペースの打ち合いが続いたが、近藤のパワーは最後まで衰えなかった。最終ラウンドも終了間際に右で柳をのけぞらせてゴング。判定は78対74が2人に77対75が1人だった。

「最後のつもりでやりました。やるからには強い選手とやりたかった」と、1年2ヵ月ぶりの勝利に安堵の笑顔を見せた近藤。今後については「もう長くはできないので、短期決戦で……」と、世界への夢を再燃。ライト級のウェイトにも手応えを得ていた。

取材◉藤木邦昭

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