12月31日、東京・大田区総合体育館で11位ウラン・トロハツ(中国)とのV3戦に臨むWBO世界フライ級チャンピオン田中恒成(畑中)が2日、名古屋市内のジムで練習を公開。キレのある動きを披露した。

上写真=ジャブを徹底して多用する田中

「良い感じで調整できています。今回の試合に向けてというわけではないですが、ジャブをテーマに仕上げています」と、田中はコンディションの良さをアピールした。

画像: ママとともに会見に臨んだ田中

ママとともに会見に臨んだ田中

「ジャブを打って、(相手のリターンが)当たらないところに移動することを意識して練習しています。これも仕上がってます」と続ける。
先月11月には、初のアメリカ(ラスベガス、ロサンゼルス)キャンプを敢行。タフファイトが続き、フィジカル勝負の中で見失いかけていた“基本”をあらためて見直し、自身のストロングポイントとなるスピードを生かす意識にあふれている。

 パートナーを務めたのは同級9位のジェイソン・ママ(フィリピン)。昨年のフィリピン合宿でも手合わせし、旧知の相手に4ラウンド。ジャブを多用し、ママのアゴを跳ねあげると、高速の左フックを決め、さらにママの打ち終わりに右ストレートをねじ込んでみせた。

「タナカのスピードとパワーは今までの対戦相手の比ではない。私にとってはとても大きな経験になるしありがたいこと」と、ママも田中のスピードに脱帽した。

画像: ジャブでリズムをつかめば、七色のステップワークも飛び出すはず

ジャブでリズムをつかめば、七色のステップワークも飛び出すはず

 前戦でも意識したものの、かなわなかった「田中恒成のボクシング」を、久しぶりの東京のリングで披露しに向かう。

取材_植田洋介

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