31日、東京・大田区総合体育館で初防衛戦を行う井岡一翔(30歳=Reason大貴)が26日、都内のワタナベジムで練習を公開。同級1位ジェイビエール・シントロン(24歳=プエルトリコ)戦に自信を見せた。

写真上=佐々木修平トレーナー(左)、サラス・トレーナー(右)と勝利を誓う井岡

5年ぶりサウスポー相手にも「違和感はない」

 2ヵ月に及ぶラスベガス合宿から20日に帰国、最後の調整に入った。前日は挑戦者とフェイスオフ、この日は公開練習と続く恒例の世界戦行事に「刻々と試合に近づいてきたな、という感じです」と、井岡は静かに決意を述べた。

 大晦日の試合も今年で8回目。「自分のボクシング人生のルーティン。1年の最後を締めくくる戦いを今年もやらせてもらえることには、感謝や任務、いろんな思いが込められている」と真情を吐露した。

 今度の相手、シントロンは2013年のウィサヌ・ゴーキャットジム(タイ)戦以来となるサウスポー。当然、左対策は進めてきたが、「特に違和感はない」という。ラスベガスでは、師事するイスマエル・サラス・トレーナーの門下でもある五輪2大会連続金メダリスト、ロベイシー・ラミレス(キューバ)ら、技術レベルの高いサウスポーの選手たちと合わせて120ラウンド近いスパーを重ね、得難い経験と自信を積み上げてきた。

 シントロンについては、前回の江藤光喜戦(判定勝ち)から「すごく足を使い、動いてカウンターを打つ印象」と語り、若き長身の技巧派を「どう捕まえていくかがキーとなってくる」とした。昨年のカムバック後、攻撃性を増している井岡。「駆け引きも練習してきた」と自信を示した。

1ラウンドのみ公開したシャドー

 会見後、サラス・トレーナーとともに公開した練習は、準備運動と1ラウンドのシャドーだけで終了。すでに準備は万端とばかり、井岡は素早くジムをあとにした。

文◎藤木邦昭
写真◎本間 暁

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