WBO世界フライ級チャンピオン田中恒成(24歳=畑中)が27日、名古屋市内の所属ジムで報道陣に試合前最後の練習を公開。31日、東京・大田区総合体育館で同級10位のウラン・トロハツ(26歳=中国)相手に行うV3戦に向け、順調な様子をアピールした。

上写真=父・斉トレーナーとのミット打ちは1ラウンドだったが、順調な様子はうかがえた

 2日前、羽田空港でのフェイスオフ・イベントに登場し、滞在数時間で名古屋にとんぼ返りした田中だが、この日は何事もなかったように、清々しい表情でジムに姿を現した。

「フライ級ではいちばんのコンディション」。試合前調整が課題でもある田中だが、今度はしっかりと進めてきたようだ

 練習前の会見では、「いままでの中でもいちばん充実した練習ができました」と自信みなぎる笑顔を見せ、「今回の調整は、フィリピンから2回に分けて選手を呼んでいただき、アメリカにも練習へ行ったりもしたので、フライ級では本当にいちばんよい形になっています。ここから油断せず、東京に行きたい」と、最終調整への心構えを語った。

 昨年9月の王座奪取戦(vs.木村翔=青木)、今年3月の田口良一(ワタナベ)戦、前戦となった8月のジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)戦と、本来のスピード&技術勝負一転、強靭になったフィジカル勝負が目立った田中だが、テーマに掲げる「左ジャブを機能させる戦い」に手応えがある様子。

 試合が近く、体重も順調に落ちていることから、1ラウンドのシャドーボクシングと1ラウンドのミット打ちのみを公開するにとどまったが、キレ味の鋭さは充分に窺えた。

取材/植田洋介

おすすめ記事

ボクシング・マガジン 2020年1月号


This article is a sponsored article by
''.