日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は5日、オンラインによる新型コロナウイルス対策連絡協議会を開催し、7月興行再開に向けて、さらに詰めた議論を行った。

 前回以降、進捗したものとしては、興行開催に関わるガイドラインをスポーツ庁(文部科学省)とも協議して策定していること。興行に出場する選手、携わるジム関係者らには、抗体検査が課されることは前回確認されたが、「M抗体陽性(=感染初期で、ウイルスが活動的な時期の抗体)の場合はPCR検査を受けることにしているが、そもそもの抗体検査ではなく、当初からPCR検査を導入できないか」(安河内剛・JBC事務局長)等、同庁に確認を進めているという。

 また、興行主(プロモーター)サイドに、安全担当部署を設置、専門の知識を持った者を主任として置く旨を要請。「前日計量検診後に、選手をそのまま帰宅させるのはリスクがあるのでは?」との意見も出され、ホテルに宿泊、公共交通機関を使用せずに帰宅するなど、その方策も議題となっている。

 7月興行については、申請されているものは「ほぼ承認のかたちで進んでいる」(安河内事務局長)。先陣を切る12日の中日本新人王予選は、「感染予防の困難さ」を理由に、中日ジム(愛知県名古屋市)での開催から刈谷市あいおいホールに変更。16日(後楽園ホール)、19日(沖縄)、22日(後楽園ホール)、25日(神戸)、30日(後楽園ホール)と予定されており、沖縄と神戸の興行のみ観客を入れる方向で調整が続いている。

 30日にスタートとなる東日本新人王予選は、8月3日、18日、9月6日、24日、25日と続き、10月31日と11月3日が準決勝。決勝は12月20日が予定されている(上記はすべて東日本協会主催興行で、後楽園ホール開催)。

 6月1日より、一般練習生を含む営業を再開したジムが全国に多いが、引き続き、ガイドラインに沿った、徹底した感染予防管理体制が求められる。

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