日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は11日、オンラインによる新型コロナウイルス対策連絡協議会を開いた。試合開催に向けたガイドラインを策定中ながら、前日計量後、試合までの間、出場選手を近隣ホテルなどに隔離する方針を固めたと明らかにしている。

上写真=ガイドラインが出来上がれば、あとは試合を待つばかりになる

 会議後のやはりオンラインによる記者会見で、JBCの安河内剛本部事務局長が明かしたのは、7月の試合再開に向け、現在はガイドラインを策定中であること。決定事項としては、試合出場選手を試合前日から隔離する方針が固まったという。

 試合前日の隔離については、あくまでも試合直前の感染リスクを最小限にするためのもの。すでに試合の3週間前と前日計量、検診時に抗体検査を行うことが決まっている。そして、陰性であれば、そのまま近隣のホテルに宿泊することになる。それから試合直前まで、関係者を含め、接触は大幅に制限されるという。

 8月21日に東京・後楽園ホールで中谷潤人(M.T)がジーメル・マグラモ(フィリピン)とWBO世界フライ級王座決定戦を行うことになっているが、そのときはWBOのガイドラインに沿って行事は進行することになり、選手の隔離期間はもっと長期になるかもしれない。

 JBCとJPBAの試合実施に向けてのガイドライン策定作業は、スポーツ庁と連携しながら行っており、スポーツ庁からは専門家のアドバイスを受けながらの、綿密なガイドライン作りを要請されている。JBCとJPBAでは感染症と生活安全管理の専門家の意見を取り入れながら、策定作業は大詰めに入っているという。

 また、現在は全国一律での実施が難しいとして、PCR検査を行ってこなかったが、関係者も必要性は実感しており、地域格差、経費面などの課題を解消したうえで、迅速に実施したいと強調した。

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