18日、日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)による新型コロナウイルス対策連絡協議会がオンラインで開催され、興行(試合)、ジム営業の際の感染予防ガイドライン策定がほぼ完了。本日付でスポーツ庁へ提出され、そのチェックが済み次第、告知。これをもって、正式に7月興行再開となる。

上写真=昨年12月、刈谷市あいおいホールで行われた矢吹正道対芝力人(RK蒲田)より 写真_松村真行

 2月27日の東京・後楽園ホール興行以来となるプロボクシング試合が、ようやく再開決定となりそうだ。

 これまで議論を重ねられ、打ち出されてきたものを骨子に、アップデートが繰り返され、ガイドラインがほぼまとまった。出場選手、関係者への抗原検査(試合3週間前、前日)、検診・計量後の選手分離。試合当日の医療体制については、「自治体内の感染者優先で、緊急車両の手配が間に合わないのでは」との懸念があり、当日会場への救急車配備もガイドラインに盛り込むことが検討されていたが、その状況も脱し、これは回避された。

「早い段階から7月開催を目指し、議論を重ねてきた」という新田渉世・JPBA事務局長の表情にも、ようやく安堵の色がうかがえる。安河内剛・JBC事務局長も、「他の競技とは異なり、ボクシングはハードコンタクト・スポーツなので、練習のやり方からすべての面で、予防医学専門の先生方の意見を取り入れ、細かい決め事をしなければならなかった」と、長期間の格闘を振り返る。まだまだ気を抜ける状況でないことは、誰もが理解しているが、再スタートの光がはっきりと見えたことは間違いない。

 7月開催予定となっている興行は以下のとおり。

12日・愛知県・刈谷市あいおいホール(無観客※)
■中日本新人王予選

16日・東京・後楽園ホール(※無観客)
■日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦
井上浩樹(大橋)対永田大士(三迫)
■東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ12回戦
清水聡(大橋)対殿本恭平(勝輝)

19日・沖縄・石川多目的ドーム(※客入れ予定)
未定

22日・後楽園ホール(※無観客)
■日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦
中川健太(三迫)対ユータ松尾(ワールドスポーツ)

25日・兵庫・神戸市立中央体育館(※客入れ予定)
■東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦12回戦
冨田大樹(ミツキ)対堀川謙一(三迫)

26日・刈谷市あいおいホール(※客入れ、無観客の両方を検討中)
■日本ライトフライ級王座決定戦10回戦
矢吹正道(緑)対佐藤剛(角海老宝石)

30日・後楽園ホール(※無観客)
■東日本新人王予選

 なお、12日興行全選手の3週間前抗原検査は、明後日20日に実施される。

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