柏が千葉との『千葉ダービー』で会心の勝利を挙げた。前線でチームをけん引したFW瀬川祐輔は、1ゴール1アシストの活躍。3週間ぶりに勝利の味を噛み締めた。

上写真=1ゴール1アシストの活躍で勝利に貢献した瀬川(写真◎J.LEAGUE)

■2019年6月22日 J2リーグ第19節
柏 2-0 千葉
得点者:(柏)クリスティアーノ、瀬川祐輔

「“ダービーだから”ということよりも…」

 瀬川祐輔は、ホームのスタンドを埋めた柏サポーターに、どうしても勝利を届けたかった。J2第19節は、同じ千葉県を本拠地とするジェフ千葉とのダービーマッチ。ただ、「“千葉ダービーだから”ということよりも、チームがあまりうまくいっていない中での久々のホームゲームということで、自然と気合いが入りました」と、3試合ぶりの白星を狙った。

 25分に生まれたクリスティアーノの先制ゴールは、瀬川のアシストによるものだ。左サイドにいたFW江坂任からのパスをゴール正面で受け、すぐさま右のMFクリスティアーノにつないで得点をお膳立てした。

 江坂からのパスを受ける前に、瀬川は相手DFと駆け引きをしていた。当初は左サイドの前方のスペースでパスを受けようとし、中央から斜めに走り込もうと考えたが、「任くんは(パスを)出せそうになかった」と判断し、中央のスペースへと方向転換。瀬川の近くにいた相手選手2人はそのまま江坂の方へ駆け寄り、中央の瀬川はフリーとなった。

「僕は相手の後ろ側で動いていたので、(相手は瀬川の動きを)見えていなかったと思います。だから、(中央で)ちょっと待ってみたら、フリーになれるかなと。クリス(クリスティアーノ)が右にいるのは分かっていて、だからこそ(右からも)相手が出てこられないと予想して、あそこで受けました」

 39分には、右サイドからの小池龍太のクロスに合わせ、第2節町田戦(○1-0)以来となるゴールをスコアした。

 実は17分にも、同様に小池のクロスからゴールを狙った。しかし、先に相手DFに反応されてシュートを打てなかった。「1回目(17分)は相手に先に触られてしまったので、(得点シーンでは、走る)コース取りを変えて、相手より前に入ってうまく(ゴールを)決められました」と振り返る。

 リーグ戦今季2得点目。瀬川の活躍でチームを昇格プレーオフ圏内の6位に浮上させたが、自動昇格となる2位以内、そして優勝を目指すためには、瀬川にもさらなるゴール数が求められるだろう。

「フォワードである以上は、もっとゴールを決めなければいけない。(千葉戦勝利は)一人ひとりがハードワークした結果なので、(チームとして)この勝利を忘れないようにしたい」

 ダービーで手に入れたゴールと勝利をきっかけに、夏場以降の巻き返しを誓う。

取材◎小林康幸

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