7月下旬、東京都市大学世田谷キャンパスにおいて、東京都市大学総合研究所 ミネラル結晶体研究センターのセンター長を務める平田孝道氏により、集積機能性ミネラル結晶体(以下、IFMC.)が生体に与える生理活性効果の多角的検証結果が発表された。

 IFMC.とは、Intergrated Functional Mineral Crystalの略称。温泉の源泉にある岩石・鉄鉱石・結晶鉱物から結晶体を抽出、その溶液を肌に吹き付けたり、生地に編み込んだ衣類を着用することによって、血行が促進され、高齢者の冷え性の改善、疲労回復、新陳代謝促進、平衡感覚の改善などの効果が得られるとして活用されてきた。

 温泉に入って得られる効果を日常生活でも得られるように、温泉の素となる鉱物からミネラルを抽出しようと考えたことが発端という。

 その効果をスポーツ選手にも生かせるのではないかと平田氏考え、研究を進めてきた。この溶液を肌に吹きかけると、末梢血管の血液循環がよくなり、10分程度で肌の温度が上がるという効果が出てくるという。

 IFMC.が練り込まれた生地を体の上半身に乗せ、超音波エコーによる動脈血管直径と血流速を計測した結果、動脈血管の直径が6㎜から9㎜に大きくなったという。血流の速度は変わらなかったが、血管が太くなったことで血流が促進されたようだ。

 なぜ、このような現象が起こるのかを研究した結果、微量の一酸化窒素が産出され、血管に好影響を与えていることが判明した。

画像: 講演会で話す川本氏。表はシニアスプリンターの100m走における経過時間と心拍数(赤いドット)、酸素摂取量(青い棒グラフ)を表している

講演会で話す川本氏。表はシニアスプリンターの100m走における経過時間と心拍数(赤いドット)、酸素摂取量(青い棒グラフ)を表している

 講演会の後半は、実際にIFMC.の織り込まれた商品の効能について、福島大学陸上競技部の川本和久監督による発表が行われた。同陸上競技部は、日本代表選手を何人も生み出すなどの実績を誇る名門だ。

 川本監督は、同部の選手たちにIFMC.入りのウェアを着せたとき、普通のウェアを着せたときのタイムを比較したとき、IFMC.入りのウェアを着たときの方がよいタイムになったことを明かした。

「全員の数値がよくなった。ただ、一人だけ大きな上昇が見られたため、IFMC.の効果には個人差がある。そこを見極めて取り入れたい」と実験結果について補足した。

画像: 赤がIFMC.のウェア、ソックス着用時、青が非着用時の3選手のロングキック飛距離(平均値、最高値)

赤がIFMC.のウェア、ソックス着用時、青が非着用時の3選手のロングキック飛距離(平均値、最高値)

 自身が指導する陸上競技部だけでなく、サッカー部の選手たちにも協力してもらい、さらなる実験を行ったという。そのときは、IFMC.入りのウェアとソックスの着用時と非着用時でロングキックの球速と飛距離、ドリブルタイム、スラローム走のタイムで、比較した。いずれも、着用時の方がよい数値が出たという実験結果が得られた。

 IFMC.は今後、スポーツ選手にとって注目の新素材となるかもしれない。


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