『高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019』は9月21日、22日に第14節が行なわれた。EASTでは首位の青森山田高校と2位の柏レイソルU-18による首位攻防戦が実現。試合は2-2の引き分けに終わり、両者の勝ち点差に変更はなかった。WESTでは2位の名古屋グランパスが勝って首位のガンバ大阪ユースと勝ち点で並んだ。名古屋はG大阪に得失点差で上回られ順位の入れ替えはなかったが、試合消化数が1試合少ないこともあり、WEST優勝へ向けて優位な状況となった。未消化だったWEST第8節の1試合(セレッソ大阪U-18×名古屋)は9月28日に行なわれ、EASTとWESTの第15節は10月12日、13日に行なわれる。
 ここでは、「今節のピックアップ・ゲーム」として、EASTから柏レイソルU-18×青森山田高校、WESTから京都サンガF.C. U-18×愛媛FC U-18を紹介する。

上のメイン写真=EASTでは2位の柏レイソルU-18と首位の青森山田高校が対戦。勝ち点4差で迎えた首位攻防戦は最後、劇的な結末を迎えた (C)JFAnews/SMD

EAST Pick Up Game 
柏レイソルU-18 2-2 青森山田高校

画像: 90+4分、柏の真家英嵩(右端)が頭でゴールに流し込み、2-2の引き分けに。ホームチームがかろうじて勝ち点1をもぎ取った (C)JFAnews/SMD

90+4分、柏の真家英嵩(右端)が頭でゴールに流し込み、2-2の引き分けに。ホームチームがかろうじて勝ち点1をもぎ取った (C)JFAnews/SMD

画像: 60分に勝ち越しゴールを挙げた青森山田の武田英寿(中央)。最終的に2位の柏を突き放すことができなかったが、青森山田はアウェーで勝ち点1を得た (C)JFAnews/SMD

60分に勝ち越しゴールを挙げた青森山田の武田英寿(中央)。最終的に2位の柏を突き放すことができなかったが、青森山田はアウェーで勝ち点1を得た (C)JFAnews/SMD

<指導者コメント>

山中真・監督(柏レイソルU-18)
「ありがたいことに日本体育大学柏高校の選手が応援に来てくれて、テレビ中継もありました。普段とはまったく異なる環境で試合ができたのですが、それが選手たちの硬さにつながってしまったと思います。ただ後半は立ち直って、逃げずにボールを受けて、動かして前に入っていく。その勇気を取り戻して攻撃を続けた結果、ゴールを取れたのかなと思います。引き分けに終わりましたが、勝ち点が7差に広がるか、4差を維持するかでは大きな差があります。優勝の可能性はごくわずかかもしれませんが、信じて進んでいきたいです」

正木昌宣コーチ(青森山田高校)
「ボールを持たれる展開は予想していました。ただ、柏の奥田陽琉・選手と細谷真大・選手の2トップに最終的にパスを入れさせないように誘導してボールを奪いたいと思っていたのですが、逆にサイドからシンプルに入れてくる形になったときに自分たちの守備の準備が遅くなってしまいました。ただ、レイソルさんは力がありますし、引き分けるのも大変なリーグを戦っている中、アウェーでしっかり勝ち点1を取れました。選手も頑張ってくれていたので良かったと思います」

WEST  Pick Up Game 
京都サンガF.C. U-18 1-0 愛媛FC U-18

画像: WESTでは京都サンガF.C. U-18と愛媛FC U-18が対戦。「自分たちの隙を突かれた前節(6ゴールを献上した名古屋グランパスU-18戦)よりも声やカバーの意識が高まっていた」と川崎颯太(7)が言うように、粘り強い守備で愛媛に対抗。京都は85分にPKを決めて勝利し、勝ち点3を得た (C)JFAnews/SMD

WESTでは京都サンガF.C. U-18と愛媛FC U-18が対戦。「自分たちの隙を突かれた前節(6ゴールを献上した名古屋グランパスU-18戦)よりも声やカバーの意識が高まっていた」と川崎颯太(7)が言うように、粘り強い守備で愛媛に対抗。京都は85分にPKを決めて勝利し、勝ち点3を得た (C)JFAnews/SMD

画像: 「守備では危ない場面があったものの、体を張って終盤まで無失点に抑えることができました。それだけに最後の失点がもったいなかったです」と試合を振り返った愛媛の三原秀真(5) (C)JFAnews/SMD

「守備では危ない場面があったものの、体を張って終盤まで無失点に抑えることができました。それだけに最後の失点がもったいなかったです」と試合を振り返った愛媛の三原秀真(5) (C)JFAnews/SMD

<指導者コメント>

手島和希・監督(京都サンガF.C. U-18)
「今日はお互い我慢比べといった試合展開で、どちらが先制点を手にしてもおかしくなかったです。前半はなかなかシュートまでいい形でいけませんでした。シュートやラストパスのズレが目立ち、ベンチで見ていても前節、名古屋グランパスU-18に大敗した動揺があるのかなと見ていました。後半はカウンターを受ける機会が増え、失点するのはよくあるケースですが、選手がよく抑えてくれました。残りの4試合も目の前の試合を懸命に頑張ります」

青野大介・監督(愛媛FC U-18)
「今日は相手のシステムとの噛み合わせが良くないので、ファースト・ディフェンスがうまくいかずボールを持たれる展開になると予想していました。ゴール前まで運ばれる場面もありましたが、課題として取り組んでいる粘り強い守備を最後まで頑張ってくれました。後半はチャンスをつくれましたが、最後にゴールネットを揺らす質が足りませんでした。最後のPKも(ハンドの反則をとられて)不運ではなく、しっかりチャンスに反応して枠に蹴ってきたからです。質の差が出た試合だと思います」

第14節 試合結果

EAST

柏レイソルU-18 
2-2
青森山田高校

市立船橋高校
3-0
尚志高校

ジュビロ磐田U-18
1-1
浦和レッドダイヤモンズユース

大宮アルディージャU18
2-3
流通経済大学付属柏高校

鹿島アントラーズユース
1-2
清水エスパルスユース

WEST

京都サンガF.C. U-18
1-0
愛媛FC U-18

アビスパ福岡U-18
0-0
セレッソ大阪U-18

サンフレッチェ広島F.Cユース
3-0
東福岡高校

ガンバ大阪ユース
0-0
ヴィッセル神戸U-18

名古屋グランパスU-18
2-1
大津高校

順位表(14節終了時点)

画像1: 順位表(14節終了時点)
画像2: 順位表(14節終了時点)

出場チーム

EAST

青森山田高校(青森県)、尚志高校(福島県)、鹿島アントラーズユース(茨城県)、浦和レッドダイヤモンズユース(埼玉県)、大宮アルディージャU18(埼玉県)、市立船橋高校(千葉県)、柏レイソルU-18(千葉県)、流通経済大学付属柏高校(千葉県)、清水エスパルスユース(静岡県)、ジュビロ磐田U-18(静岡県)

WEST

名古屋グランパスU-18(愛知県)、京都サンガF.C. U-18(京都府)、ガンバ大阪ユース(大阪府)、セレッソ大阪U-18(大阪府)、ヴィッセル神戸U-18(兵庫県)、サンフレッチェ広島F.Cユース(広島県)、愛媛FC U-18(愛媛県)、アビスパ福岡U-18(福岡県)、東福岡高校(福岡県)、大津高校(熊本県)

大会方式

出場20チームをEAST/WESTで10チームずつに分け、それぞれホーム&アウェー方式の総当たり戦(18試合)を実施する。EAST/WESTそれぞれの優勝チームは、ファイナル出場権を獲得する。 また、EAST/WESTそれぞれの下位2チームは、2020年度のプリンスリーグへ自動降格する。 2019年度プリンスリーグの上位16チームはプレミアリーグプレーオフへの出場資格を獲得し、勝利した4チームが2020年度のプレミアリーグ出場権を獲得する

大会日程

4月6日(土)~12月8日(日)、全18節
【ファイナル】12月15日(日)
【プレーオフ】12月13日(金)・15日(日)

(情報提供:日本サッカー協会)
プレミアリーグ トップページURL http://www.jfa.jp/match/takamado_jfa_u18_premier2019/

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