※写真上=男子100m自由形では2年連続の日本新記録樹立の期待がかかる中村
写真◎矢野寿明(スイミング・マガジン)

萩野、瀬戸は400個メで対決
大橋、中村は好記録に期待

 2月16、17日に千葉県国際総合水泳場で行なわれるコナミオープン2019。この大会は、4月の日本選手権に向けた最終チェックポイントと位置づけ、現在のトレーニング状況を確認し、残り1カ月半のトレーニングや調整へのバロメータにする選手も多い。

 そういった背景もあり、昨シーズンの日本代表選手も多数、出場予定。その中でも大きな注目のひとつは、男子個人メドレーの2強、萩野公介(ブリヂストン)と瀬戸大也(ANA)の仕上がり具合だ。1月下旬にともに出場した浜名湾長水路選手権では、自己ベストに迫る快泳を見せた瀬戸に対し、精彩を欠いた萩野という構図だった、ともにその後は、瀬戸は近畿大、萩野はグアムにて強化のギアを上げてきており、両者が出場予定の400m個人メドレーはもちろん、そのほかも、日本選手権でのエントリーが濃厚な種目への出場を予定しているだけに、注目が集まる。

 さらに楽しみなのが、シーズン始めから好タイムを連発している大橋悠依(イトマン東進)だ。完全にテーパーをかければ今にでも日本新記録が出てしまいそうな雰囲気だが、ここは4月まで取っておいてもらいたい気もしないでもないくらいのうれしい悩み。好調の中でも課題に挙げている背泳ぎがどう修正されているかにも注目しつつ、4月に手ごたえを感じられる記録と泳ぎを期待したい。

画像: 冬場の大会でも高いレベルの記録を継続してマークしている大橋 写真◎毛受亮介(スイミング・マガジン)

冬場の大会でも高いレベルの記録を継続してマークしている大橋
写真◎毛受亮介(スイミング・マガジン)

 そのほか、ここまでの各地での大会をハイアベレージで泳いでいる男子自由形の中村克(イトマン東進)の泳ぎにも注目。100m自由形では、昨年の感動ふたたび、2年連続での日本新記録樹立に期待がかかる。さらに、女子平泳ぎの3強、青木玲緒樹鈴木聡美(以上ミキハウス)、渡部香生子(JSS立石)もそろって出場予定で、“4月決戦”の試金石となるレースを見せてくれるだろう。また昨シーズン、大きく飛躍した背泳ぎの酒井夏海(スウィン南越谷/高2)の泳ぎにも注目。シーズンインから世界で戦うための身体づくりに着手しており、その成果が垣間見られるのを楽しみにしたい。

次代の日本代表担う
トップジュニアにも注目

 また今大会には、多くのトップジュニアも出場予定。志高く、世界選手権を目指す選手もいれば、8月にブダペストで行なわれる世界ジュニア選手権を狙っている選手もおり、同じく代表選考会となっている日本選手権に向け、ジュニア同士の“前哨戦”も熱くなりそう。中でも、新記録を目指して今大会に挑む選手も複数おり、特に男子自由形長距離の菖池竜輝(コナミ三田/高3)に期待が膨らむ。菖池は、中学3年時のこの大会の1500m自由形で見事に中学新をマーク。物心ついたときから出場してきたホームと呼べる大会でもあり、得意としている。さらに、昨年の夏シーズンの結果には満足していないと話していただけに、この大会での高校新樹立でその鬱憤を晴らしたいところだ。

画像: 高校生活の締めくくりとして自由形長距離で高校新を狙う菖池 写真◎矢野寿明(スイミング・マガジン)

高校生活の締めくくりとして自由形長距離で高校新を狙う菖池
写真◎矢野寿明(スイミング・マガジン)

 トップからジュニアまで、それぞれの目的を持った泳ぎが見られるコナミオープン。日本選手権が間近に迫ったこの時期の、選手たちの真剣な眼差しとその泳ぎに注目しよう。

文◎桜間晶子(スイミング・マガジン)


This article is a sponsored article by
''.