◆ジャパンオープン1日目(5月30日/東京辰巳国際水泳場)
 青木玲緒樹(ミズノ)が女子100m平泳ぎで個人種目の派遣標準II(1国2名世界ランク16位相当)を突破し、7月の光州世界選手権の代表権を獲得した。

※写真上=派遣IIを突破し、代表入りを決めた青木
写真◎小山真司(スイミング・マガジン)

 4月の日本選手権では100m、200mともにまさかの代表内定者ゼロだった女子平泳ぎ。それは優勝候補に名前をあげられながらも、思わぬ精彩を欠いた青木に比例するかのような状況だったが、この日、青木は前半から積極的なレースを展開。残り25mくらいから「日本選手権のときのように泳ぎが詰まってしまった(進まなかった)が、焦らないことを心掛け」、派遣標準IIを0秒04上回る1分6秒44をマークして優勝。代表権を手に入れた。
「4月の日本選手権以降は、周りのことを気にせずに、自分のことに集中して取り組んできました。今年、代表に入るのと入らないとでは大きな違いなので、よかったです」とほっと胸をなでおろした。

 男子100m平泳ぎでは小関也朱篤(ミキハウス)が59秒12をマークして優勝。4月の日本選手権では本命の200m平泳ぎで3位に沈み、まさかの代表落ち、100m平泳ぎでも個人種目より低い基準のメドレーリレーの標準記録を突破し代表入りこそ果たしていたものの、個人種目での出場権は未獲得の状態のままだっただけに、「ほっとしています」と本音も漏れた。

画像: 男子100m平泳ぎの表彰台は、珍しいスリーショットに(左から自己ベストで初の59秒台に突入し2位となった瀬戸、優勝した小関、100m自由形と合わせて出場し3位に入った渡辺) 写真◎小山真司(スイミング・マガジン)

男子100m平泳ぎの表彰台は、珍しいスリーショットに(左から自己ベストで初の59秒台に突入し2位となった瀬戸、優勝した小関、100m自由形と合わせて出場し3位に入った渡辺)
写真◎小山真司(スイミング・マガジン)

 3種目で代表権を獲得している瀬戸大也(ANA)、男子200m平泳ぎ代表の渡辺一平(TOYOTA)は専門種目以外の種目に出場し、それぞれ予選、決勝と立て続けに自己ベストをマーク。瀬戸は男子100m平泳ぎで59秒78の2位、渡辺は100m自由形で49秒74の7位に入った。

 200m自由形、400、800mフリーリレー代表の松元克央(JAPAN)は、8コースで迎えた男子100m自由形決勝で48秒52の自己ベストを更新。世界選手権での狙いは200m自由形でのメダル獲得だが、100mでも地力が上がっていることを確認でき、自信を深めたようだ。

画像: 松元は8コースで自己ベストを更新して優勝をさらった 写真◎小山真司(スイミング・マガジン)

松元は8コースで自己ベストを更新して優勝をさらった
写真◎小山真司(スイミング・マガジン)

ジャパンオープン1日目
各種目優勝者と記録

【女子400m自由形】
難波実夢(MGニッシン/天理高2年)4.0837 ※高校新
【女子50mバタフライ】
相馬あい(中京大4年)26.14
【男子50mバタフライ】
井田憲吾(自衛隊体育学校)23.42
【男子400m個人メドレー】
井狩裕貴(イトマン近大/近畿大1年)4.13.59
【男子100m自由形】
松元克央(JAPAN)48.52
【女子100m平泳ぎ】
青木玲緒樹(ミズノ)1.06.44 ※派遣II突破
【男子100m平泳ぎ】
小関也朱篤(ミキハウス)59.12 ※派遣II突破

文◎牧野 豊(スイミング・マガジン)


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