世界のトップスイマーが米国4、欧州4の計8チームに所属し、得点対抗で争われる団体戦高額賞金大会の国際水泳リーグ(ISL/25m)。その決勝大会が12月20~21日に米国・ラスベガスで開催され、20日に第1日目のレースが行なわれた。
 チーム対抗戦で行なわれる今大会。エナジー・スタンダードの一員として出場した瀬戸大也(ANA)が、大会初日の400m個人メドレーで3分54秒81の短水路世界新記録を樹立した。

写真上/世界のトップが集まるISLで、瀬戸は短水路世界新を樹立した(撮影◎Getty Images)

 日本を発ったのは12月19日の未明、現地着も同日で、現地調整はわずか1日というハードスケジュールの中、日本の大黒柱はやってくれた。
 瀬戸のラップタイムは、52秒35、1分51秒40、2分57秒90、3分54秒81で、100mごとはバタフライ52秒35、背泳ぎ59秒05、平泳ぎ1分6秒50、クロール56秒91。10月下旬の日本短水路選手権でわずか100分の3秒届かなかったリベンジを、しっかりと、しかも世界の列強が集う舞台で果たして見せた。

 これまでの記録は、2010年の世界短水路選手権で全盛期のライアン・ロクテ(米国)が樹立した3分55秒50。これを0秒69と大幅に上回る快挙に、喜びを爆発させた。

「思い描いた通りに、ベストの力を出すことができました。タイムには驚いていません、狙っていましたから。東京五輪に向けてハードワークを積んできていたのですごく自信がありました。しかもここ最近の大会で、ほぼすべての種目で自己ベストを更新していたので、かなり自信を持って臨むことができました。
 ISLはすごく楽しいです。自分はチームの一員なのだという気持ちで臨んでいるので、苦しかったりうまくいかないと感じたときも、チームメートからの声援が聞こえ、それがさらに頑張る力となりました」

 7月の世界選手権で個人メドレー2冠を果たして以降、シーズンオフに入っても、鍛錬中の大会出場で自己ベストをマークするなど、好調が続いている瀬戸。来年7月に迎える東京五輪での金メダル獲得に向け、さらなる弾みをつける短水路世界新となった。

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