2月15~16日、東京辰巳国際水泳場で第36回コナミオープンが開催される。
 例年、トップ選手が出場し、一昨年には日本新記録が3つ生まれるなど好記録が誕生する今大会。1カ月半後の4月1日から行なわれる東京五輪代表選考会の日本選手権を前に、冬季の強化がどれだけ進んでいるのか確認する重要な実践の場となる。今回は男子を展望し、明日は女子を掲載する。

写真上/瀬戸大也は200m自由形、100m平泳ぎに出場予定(撮影◎Getty Images)

日本選手権前哨戦で勢いをつけるのは?

 男子の注目は、なんと言っても瀬戸大也(ANA)、と言いたいところだが、今回は得意とする200、400m個人メドレーと200mバタフライにはエントリーせず、200m自由形と100m平泳ぎに出場する。今季はここまで200mバタフライで日本新(長水路)、400m個人メドレーでは短水路世界新をマークするなど、順調そのもの。今大会は専門以外の種目でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。

 メンバーが日本選手権並みに豪華なのが、100m自由形だ。日本記録保持者の中村克に、昨年の光州世界選手権50m自由形で決勝に進出した塩浦慎理(ともにイトマン東進)、昨秋50m自由形で短水路日本新を樹立した松井浩亮(新潟医療福祉大職員)に、インカレ覇者の関海哉(日本大2年)、インターハイ王者の田中大寛(XYZ別府)と、経験豊富な代表経験者と新鋭が激突する。前半型の塩浦に、後半型の中村という優勝争いに若手が入ってこられるのか。また、この種目は日本選手権で個人種目だけではなく、400mフリーリレーの東京五輪代表権を争うことにもなる。ここを制して自信を持って日本選手権に挑むのは誰か、要注目だ。

画像: 昨年の日本選手権100m自由形は中村(右)が優勝、塩浦が2位だった(撮影◎毛受亮介/スイミング・マガジン)

昨年の日本選手権100m自由形は中村(右)が優勝、塩浦が2位だった(撮影◎毛受亮介/スイミング・マガジン)

 また、このところ好調をキープしているのが入江陵介(イトマン東進)。直近の2大会では100m背泳ぎで52秒台を連発。2009年に自身が記録した52秒24の日本記録の更新にも期待がかかる。ちなみに今大会では世界新を樹立すると3000万円、日本新だと500万円がコナミホールディングス株式会社より贈呈される。
 気になるのが萩野公介(ブリヂストン)。1月下旬のKOSUKE KITAJIMA CUP 2020では初日の200m自由形で決勝10位に終わったあと、出場予定だった200、400m個人メドレーを欠場していた。『「今の僕がするべきことは試合より練習」だと判断』(本誌3月号連載「萩野公介のマルチでいこう」)したという。今大会では200、400m個人メドレーに出場予定。本来の姿にどこまで近づいているか、リオ五輪400m個人メドレー金メダリストの真価が問われる。

 そのほか出場予定選手、タイムテーブルなどは大会公式ホームページで。(出場種目はエントリー情報による)

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