箱根駅伝のエントリーメンバーからチーム別に展望する19校目は城西大。今季は出雲駅伝、全日本大学駅伝と共に過去最高となる8位に入っている。箱根駅伝でも過去最高の5位、さらに上を目指していく。

※写真上=全日本大学駅伝で8区5位と好走した金子(写真/JMPA)

城西大チームエントリー

城西大      5000mSB   10000mSB
大石  巧(4) 14分29秒19 29分01秒87
金子 元気(4) 14分33秒22 29分15秒20
鈴木 勝彦(4) 14分00秒55 29分08秒01
中島 公平(4) 14分16秒47 29分34秒99
峐下 拓斗(4) 14分15秒70  ――
服部 潤哉(4) 14分17秒69 31分03秒07
荻久保寛也(3) 13分55秒53 28分37秒66
中原 佑仁(3) 14分14秒86 29分33秒40
西嶋 雄伸(3) 13分53秒87 29分38秒27
宮澤 真太(3) 14分43秒83 29分48秒23
大里 凌央(2) 14分23秒75 29分28秒67
菊地 駿弥(2) 14分28秒68  ――
雲井 崚太(2) 14分18秒07 29分48秒13
野上 亮祐(2) 14分44秒64 30分00秒58
松尾 鴻雅(1) 14分27秒44 29分39秒53
山本  嵐(1) 14分23秒23 31分03秒74
チーム平均     14分20秒42 29分41秒53
箱根駅伝エントリーメンバーと5000m、10000mの今シーズンのベストタイム(12月14日現在)

チーム力アップは一目瞭然

 前々回は予選会で敗退したものの、前回は予選会を8位で通過すると、本戦では7位でシード権を獲得するという躍進を見せた城西大。今季も出雲駅伝、全日本大学駅伝で共に8位とチームの最高成績を更新している。

 前回はエース不在が課題に挙げられ、総合力で勝負するチームだった。そこから経験者が8人残り、その全員がチームエントリーに名を連ねただけではなく、上位校にも引けを取らないエースと呼べる選手が出てきた。

 前回は4区区間4位だった金子元気は今季、5月の関東インカレ(1部)ハーフで3位と表彰台に上がると、全日本では最長区間の8区で区間5位、11月の上尾ハーフでは1時間02分16秒の城西大記録を更新するなど、長い距離で実績を残した。今季急成長を遂げた鈴木勝彦は全日本の準エース区間ともいえる7区で区間5位と好走。荻久保寛也は出雲で1区区間3位、全日本では2区区間賞と駅伝で強さを発揮している。

 エースと呼べる存在が1人ではなく複数出てきたのだから、戦力が上がっていないわけがない。

画像: 荻久保は全日本2区区間賞を獲得(写真/JMPA)

荻久保は全日本2区区間賞を獲得(写真/JMPA)

エース3枚をどう起用するか

 城西大の箱根駅伝での過去最高成績は86回大会と88回大会の6位で、今回はそれを上回る5位以上を目標としている。そのために櫛部静二監督が重要視しているのが1、2、5区だという。そうなると金子、鈴木、荻久保のうち2人が1、2区を走ると見て間違いないだろう。1区には出雲1区でも結果を出した荻久保か。エース区間の「花の2区」にはハーフで強さを見せる金子が走りそうだ。

 そして山上り5区には前回区間7位の服部潤哉がおり、よほどのことがない限り確定と言えるだろう。「前回大会以降、監督には『区間賞を』と言われてきたので、狙っていきたい」と本人も意気込む。

 他にも関東インカレ5000m6位入賞でチーム一のスピードを誇る西嶋雄伸、前回3区を走った中島公平、前回8区区間4位の大石巧、アジアジュニア3000mSC日本代表のルーキー・山本嵐と流れを変えられる選手は揃っている。残るエース格の鈴木は往路の主要区間でも上位に入る力があるが、復路に回すことも十分に考えられるだけの駒がそろっている。まずは往路でどんな走りを見せるのか注目だ。
文責/陸上競技マガジン編集部


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