8月4日(日)から8日(木)までの5日間、沖縄県・タピック県総ひやごんスタジアムにて開催される南部九州総体(インターハイ)陸上競技、大会3日目の6日(火)は男女4×100mRから目が離せない。

※写真上=4×100mRでは男女アベック優勝を狙う中京大中京高(写真は東海大会の男子)
撮影/矢野寿明

 8種目の決勝が行われる大会3日目の注目は、男女4×100mRだ。7月24日の愛知県名古屋南北支部学年別大会で、中京大中京高の男子が39秒79、女子が45秒40をマークして、共に学校別の高校歴代4位につけた。北村肇先生は「インターハイ前の打ち上げ花火にならないように」と手綱を締めるが、2015年の東京高(東京)に続く史上2校目のアベックVの可能性も出てきた。

 男子は1走から竹内大和、富田大智、神谷翔矢(以上3年)、河田航典(2年)とつないだ。100m10秒68の鈴木大河(2年)が走っていないが、北村先生によると鈴木はリレーの走りが上手だといい、当日は選び抜かれた最強の4人で勝負に出る。女子は倉橋美穂(1年)が100mで向かい風2.8mのなか11秒98と伸び盛りで、一時は腰の状態が良くなかった高須鮎香(3年)も復調傾向にある。

 男子は大阪高(大阪)、洛南高(京都)との三強対決で、大会記録(39秒97)が更新される可能性は十分。女子は井戸アビゲイル風果、大城珠莉(共に3年)の2枚看板を擁する至学館高(愛知)も、高校歴代7位の45秒52で続く。大阪高、京都橘高(京都)、相洋高(神奈川)の計5校が45秒台。実力差は小さく、激戦必至だ。

 女子400mHは58秒台が7人のハイレベル。このうち、近畿大会を高校歴代6位の58秒16で制した田和りな(東大阪大敬愛高3年・大阪)をはじめ、中野菜乃(姫路商高3年・兵庫)、昨年2位の青木穂花(筑紫女高3年・福岡)の3人が歴代10傑入り。4人以上が59秒を切れば、過去最高となる。

画像: 女子400mHは高校歴代6位の田和を中心に優勝争いが展開されるだろう 写真/早波章弘(陸上競技マガジン)

女子400mHは高校歴代6位の田和を中心に優勝争いが展開されるだろう
写真/早波章弘(陸上競技マガジン)

 男子400mHは50秒93とただ一人、50秒台を出している出口晴翔(東福岡高3年・福岡)が史上3人目の連覇を狙う。5000mWは20分26秒76でリスト1位の宮原空哉(鳥栖工高3年・佐賀)と、石田理人(尼崎西高3年・兵庫)ら近畿勢が対決。砲丸投は、17m台の記録を持つ井上光陽(東京学館船橋高3年・千葉)と石原唯斗(姫路商高3年)の争いだろう。

 女子走幅跳は昨年4位で、高校歴代10位の6m23を持つ中津川亜月(浜松市立高3年・静岡)を中心に、前日の100mとの二冠に挑む御家瀬緑(恵庭北高3年・北海道)、復活してきた中学記録保持者の藤山有希(東海大相模高3年・神奈川)ら注目選手がそろう。円盤投は2年生の神本真衣音(市尼崎高・兵庫)らで混戦が予想される。

文/石井安里

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