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2022-02-01

頭でのビール瓶割り失敗…外国人選手の珍デモンストレーション【週刊プロレス昔話】

ビール瓶割りに挑戦したレロイ・ブラウン

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 昭和時代の外国人プロレスラーは来日初戦で大デモンストレーションをおこなうことが多い。1979年6月29日、新日本プロレス大宮大会に初来日したレロイ・ブラウンもその一人だ。

 ブラウンは中身の入ったビール瓶をセコンドのマサ斎藤に持たせ、前額部をガンガン叩きつけさせた。ところが、何度叩きつけても割れない! 斎藤も困り果て、観客もだんだんとシラケてきた。額がパックリと割れ、流血してもブラウンは「カマン!」と頭を突き出す。

 結局、最後までビール瓶は割れなかった。ブラウンは額から流れる血をペロリとなめてその場を収めたが…。ちなみに、この模様は生中継でお茶の間に届けられた。

 微妙なデモンストレーション後、ブラウンは195cm、150kgの巨体を生かしてストロング小林相手に大暴れ。最後は、数分前までビール瓶で殴られていた頭部を使ったヘッドバットで169秒の圧勝を見せた。

 ブラウンは1988年9月に37歳の若さで急逝。2メートル近くジャンプして落下するエルボードロップも天下一品だった。

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