【NFL】スーパーボウル　ラムズ勝利予想は若林さんだけ　春日さん、竹山さん、解説の森さんは「ベンガルズ勝利」

米プロフットボール・NFLの王座決定戦スーパーボウル。全米で最大・最高のスポーツイベントは、日本時間2月14日午前(現地時間2月13日午後)、ロサンゼルス郊外のイングルウッドにある米国でも最新鋭のSoFiスタジアムで、開催される。ロサンゼルス・ラムズと、シンシナティ・ベンガルズが激突する。

2月14日(月) 8:00～ NFL on 日テレジータス 2021 第56回スーパーボウル 生中継！

　スーパーボウル直前に放送された日本テレビの「オードリーのNFL倶楽部 21-22 WEEK 22」のオフトークがyoutubeで公開されている。「オードリー」の若林正恭さん、春日俊彰さん、スペシャルゲストのメジャーリーガー秋山翔吾さん、パッカーズファンとして知られるカンニング竹山さんたちが、勝敗を予想した。戦力や経験の差から、現地ではラムズ有利の予想が多いが、ここではベンガルズ勝利が5人、ラムズ勝利1人という予想となった。

＜オフトーク＞オードリー完全復活！スーパーボウル直前SPでMLB秋山選手登場 ！竹山さんありがとう(オードリーのNFL倶楽部 21-22 WEEK 22）



　オードリーの若林さんは「ラムズ２7－24ベンガルズ」で、唯1人ラムズの勝利を予想。
「ラムズのパスラッシュが凄くないですか。その中でベンガルズのQBジョー・バロウがどうなるのか。」と言って春日さんに「バロウは、タイプとしてどうなんですか？（トム・）ブレイディのようなポケットパサーなのか、走りながらパスを投げられるのか」と話を振った。

　春日さんは、「まあ、ときどきだよね。黙ってパスを投げることもあれば、走ることもある」と当たり前すぎる回答で、スタジオは笑いに包まれ、「それは全選手がそうでしょ」と若林さんからツッコミを受けた。さらに、ベンガルズの注目する選手はと聞かれて「（OLの）両ガード、両タックル。まあ大きい選手だよね」と、笑いを誘った。

　春日さんは「ラムズ17－27ベンガルズ」でベンガルズの勝利を予想。気になる選手は「やはりバロウだよね」という。

　オードリーの2人が、番組を休んでいた間に、MCとして代役を務めていたカンニング竹山さんは、「今回、ラムズディフェンスに相当やられるだろうと思っているけれど、今シーズンそう思っていたベンガルズの試合はいっぱいある。で、かならずパスやキックでつないで勝ってきているから。ラムズのディフェンスは強いけれど、どこかに抜け穴はあると思う」と「ラムズ16－19ベンガルズ」とベンガルズ勝利を予想した。

　ベンガルズのQBバロウを「めちゃくちゃカッコよくね？ハリウッドスターのような顔をしている。私服もかっこいいし、ベンガルズの出し方（露出のさせ方）もうまいんです」という。


　シンシナティ・レッズの秋山翔吾選手は、「この番組はずっと見ていて、今、完全にベンガルズのおかげで、（自分は）出られている」と話すなど、自分が現役メジャーリーガーであることを忘れて、一NFLファンとしてのトークだった。しかし、試合の予想では自らの経験をもとにアウェーでの不利さを語った。

　「（日本のプロ野球時代に）西武ライオンズの選手として、ソフトバンクの本拠地でやるのは凄いプレッシャーでしたが。敵地でやるというのは、アメリカではプレッシャーが半端ない。自分たちが良いプレーをしても賞賛してくれる人が少ないのは、心細い。たまたま、（ラムズの本拠地）SoFiスタジアムでやるので、そういうホーム＆ビジター（の有利・不利）はあると思っています。」

　若林さんが「バロウは2年目。アスリート的に若い時に大一番を迎えるのと、キャリアを積んでからとではメンタル的に違うものですか」と尋ねた。

　秋山選手は「（ライオンズに所属していた）若い時にクライマックスシリーズとかに出ましたが、先輩たちが勝敗に関しては被ってくれました。非難的なものも。だから思い切ってやるだけ」だったという。
　だが、「アメリカの人はそう思っていない。良ければ良い、悪ければ悪いとはっきり聞こえてくる。チームプレーなんですけれど、そこは違う。先輩とか後輩とかもない」という。

　秋山選手は、ベンガルズのホーム、ポール・ブラウンスタジアムが、レッズの本拠地グレート・アメリカン・ボール・パークの隣にあることもあり、「ラムズ17－20ベンガルズ」とベンガルズ勝利を予想した。

　アシスタントを務める小高茉緒アナの予想は「ベンガルズ22－19ラムズ」。
プレーオフでベンガルズが最後にルーキーKエバン・マクファーソンフィールドゴール（FG)を決めて勝つという試合を続けてみてきたので今回もそのパターンでの決着を予想した。「マクファーソンは新人、私も新人なので、注目しています」という。

若いベンガルズの勢い、QBスタフォードのミス…森清之さんの予想



番組には登場しなかったが、2月14日の放送でメーン解説を務める森清之・東京大学ウオリアーズHCは23対21でベンガルズ勝利と予想した。　

「力的には若干ラムズが上。ただ若いベンガルズの勢いと、スタフォードがミスするのではという懸念でベンガルズが勝つと予想する。」

「ベンガルズは、バロー、（WRジャマ―・）チェイスに代表されるオフェンスに目が行きがちですが、プレーオフに入ってディフェンスが良くなっている。」

「ラムズQBマシュー・スタフォードのインターセプトは、ボールを持ち過ぎてからプレッシャーがかかり無理に投げる時がほとんど。ベンガルズのディフェンスは元々あまりブリッツを入れないので、スーパーボウルも基本はラッシュを少なくし、カバーの人数を増やす守り方がベースになるだろう。」

「ベンガルズオフェンスは（アーロン・ドナルド、ボン・ミラーという）超強力なラムズDL陣のプレッシャーをどうコントロールするかが課題。クイックパスや各種のスクリーンパスなどをどう活用するか。チーフス戦のようにバロウが要所で（パスプロテクションの）カップの外に上手く逃れることができるか？」

「（RBジョー・ミクソンの）ランが進めばいいが、それはかなり難しそう。OLがトラップなどブロッキングを工夫してなんとかランを進ませようとするのか。それともあくまでパスで活路を見出そうとするのか。　」

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今回のスーパーボウルは、日本テレビと系列スポーツ局ジータスによる中継が日本で唯一のテレビ放送となる。

 生中継は日テレジータスで2月14日午前8時から試合終了まで。地上波では、日本テレビで14日深夜26時15分から地上波2時間枠で放送がある。