BBMカードの制作の裏側を、編集スタッフがこっそりお届けするこのシリーズコラム。7月20日には中日チームパックが発売されて大好評となっているが、果たしてどんな裏話が飛び出す?
NPBでは今季は例年になく、ペナントレース開幕後も活発にトレードが行われました。トレード期限の7月31日までに、17選手の移籍が成立しています。
カード制作の進行で言いますと、もう印刷の修正や変更ができなくなる「校了」という段階から一般発売まで、球団別パック商品ではおおよそ1カ月ほどを要します。その間にトレードがあっても、当該選手のカードを抜いたり、ほかの選手のカード番号を繰り上げたりする対応はできないわけです。そのため、ボックスやパックに「在籍選手、登録名、背番号、守備位置などのデータは○年○月○日現在のものです」と表記をしています。
7月20日発売の今年のドラゴンズカードですと、これが「2019年6月17日現在」となっているのですが、松井雅人、スティーブン・モヤ、松井佑介の3選手のオリックスへのトレード成立が発表されたのは6月30日のことでした(公示は7月2日)。このため、発売時点ではもう在籍していなかったこの3選手のレギュラーカードと直筆サインカードが封入されているのです。
これまでも同様のケースは少なからずありましたが、移籍してしまった選手のカードが出たことへの苦情があったという話は、あまり聞きません。そのあたりは、コレクターの皆さんにも事情をご理解いただけているからでしょう。
3選手のドラゴンズのユニフォーム姿は、もうこのカードで見納めとなりますが、贔屓球団出身選手は移籍してからも個人的に応援したいというもの。それからすると、モヤとW松井のその後の活躍をうれしく思っている竜党は多いに違いありません。
中日時代はダヤン・ビシエドとソイロ・アルモンテがいたことで一軍での出場機会は限られていたモヤでしたが、オリックス入団会見が行われた7月3日当日のロッテ戦から早速スタメン出場すると、移籍初打席でいきなり本塁打を放ち、その後はクリーンアップの一角に定着しています。
オリックスの伏見寅威が交流戦中にアキレス腱を断裂して捕手不足となったところへ緊急補強された松井雅は、7月だけで12試合にマスクを被り、若月健矢に続く第二捕手として欠かせない戦力になりました。
松井佑もオールスター後に一軍出場機会を得て、2度目のスタメン出場となった7月27日のソフトバンク戦で移籍後初本塁打を含む3安打猛打賞をマーク。オリックスファンに頼もしい姿を印象づけています。
BBMカードでは、2013年に『世紀のトレード』という商品がリリースされたことがありました。そこに収録されたような主力選手に限らず、出場機会を広げる意味でのこうしたトレードはもっとあってもいいかもしれません。今回、ドラゴンズのユニフォームでのカード化は間に合いませんでしたが、オリックスから交換で加入した松葉貴大、武田健吾両選手にも、これから3選手に負けない活躍を期待したいものです。
2024-05-15
元アクトレスのエース青野未来はなぜプロレスに帰ってきたのか。マリーゴールド旗揚げ戦は「プロレスラー青野未来として石川奈青に絶対勝ちます」【週刊プロレス】
2024-05-13
【新作情報】「BBM横浜DeNAベイスターズ ベースボールカード2024」開幕戦で本塁打、鮮烈デビューのルーキー度会隆輝など注目メンバーが多いベイスターズの2024年チームパックが発売!!
2024-05-15
【相撲編集部が選ぶ夏場所4日目の一番】大の里、左四つからの攻めをしのいで若元春に連勝し、1敗を堅持
2024-05-14
前人未到のK-1&ボクシングの2冠達成 今こそ知るべき武居由樹の壮絶人生
2024-03-25
【アイスホッケー】「アイスホッケーを続ける」ということ。
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]
2024-05-15
元アクトレスのエース青野未来はなぜプロレスに帰ってきたのか。マリーゴールド旗揚げ戦は「プロレスラー青野未来として石川奈青に絶対勝ちます」【週刊プロレス】
2024-05-13
【新作情報】「BBM横浜DeNAベイスターズ ベースボールカード2024」開幕戦で本塁打、鮮烈デビューのルーキー度会隆輝など注目メンバーが多いベイスターズの2024年チームパックが発売!!
2024-05-15
【相撲編集部が選ぶ夏場所4日目の一番】大の里、左四つからの攻めをしのいで若元春に連勝し、1敗を堅持
2024-05-14
前人未到のK-1&ボクシングの2冠達成 今こそ知るべき武居由樹の壮絶人生
2024-03-25
【アイスホッケー】「アイスホッケーを続ける」ということ。
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]