昨年のドラフト会議では、支配下で82選手が指名を受けた。指名された選手を経歴や誕生月、身長差などの項目で整理し、傾向をまとめる。今日のドラフトはどのような結果になるのか、果たして!?
写真/ベースボール・クリニック
昨年のドラフト会議で支配下指名されたのは82人。2016年より5人少なかった。最多は9選手を指名したDeNA、最少は5選手の指名で終えたソフトバンクだった。
表1に「最終経歴別内訳」をまとめた。前年と比べると社会人選手(独立リーグ含む)の指名数が増えた一方で、高校生、大学生が大きく指名を減らした。社会人の29選手中、大学を経ているのは19人(中退含む)で、25歳でのプロ入りが3人いる。ポジション別では投手が44人で全体の約53.7㌫。16年は投手の指名が70㌫を超えていたが、15年は57.5㌫だったため、以前の水準に近づいた。16年は高評価を受ける投手が多く、12球団のドラフト1、2位の24選手中20人が投手と偏重傾向にあった。昨年は高校生野手4人がドラフト1位に顔を並べているのが特徴的だ。全体的に野手の指名数が伸びる中では大学生捕手に指名がなかった。
表2は「甲子園出場歴別内訳」。最終経歴別に甲子園出場の有無の人数を調べた。高校生30人中、甲子園出場歴があるのは19人で63㌫。これが大学生では23人中8人(34.8㌫)、社会人・その他では29人中9人(31.0㌫)となる。特に評価が難しい野手は、甲子園出場でのアピールが高校からドラフト指名されるための近道になっているように見える。逆に投手は甲子園出場歴がなくとも、大学、社会人と実戦でのアピール機会の場を得ることがプロへの道につながっていく。
表3は「誕生月別内訳」。4~9月までの前期、10~3月までの後期で生まれ月を見ていくと、高校生年代では前期18、後期12と前期が上回るが、大学生年代では前期13、後期10まで差が縮まり、社会人・その他では前期12、後期17と逆転する。暦年齢による身体の大きさや運動能力の差が若年齢でのタレントの発掘に結びついていると考えられる。その考察はベースボール・クリニック誌2016年11月号~17年6月号まで連載した「生まれ月による野球力格差の検証」に詳しい。
表4は「身長別内訳」。昨年のドラフトで最も低身長だったのは楽天6位の西巻賢二内野手(仙台育英高)と中日6位の山本拓実投手(市西宮高)で167㌢。最高身長はソフトバンク4位の椎野新投手(国士舘大)で195㌢だった。
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