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2020-11-14

【アメフト】日大が3連勝でAブロック1位に 3年ぶり甲子園ボウルまであと1勝 関東TOP8

【日大 vs 東大】アクロスルートを走る日大WR大谷にパスを決めるQB林。パス274ヤード3TDと活躍した=2020年11月14日、撮影:小座野容斉

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 アメリカンフットボールの関東大学リーグ1部TOP8は、11月14日に第3節の日本大学フェニックス対東京大学ウォリアーズの一戦があり、日大が東大を破った。日大は3連勝で勝ち点9、Aブロック1位となった。東大は1勝2敗で勝ち点3。この結果、日大は、2017年以来3年ぶりの甲子園ボウル出場をかけて、11月29日にBブロックの1位校と対戦することになった。


日本大学フェニックス○30-6●東京大学ウォリアーズ(2020年11月14日)

 日大が、QB林大希のパスを中心に序盤でタッチダウンを重ね、逃げ切った。
 日大は第1クオーター5分にQB林からWR山下宗馬にTDパスが決まって先制。8分にも、エンドゾーン奥のWR大通広志にTDパスが決まった。第2クオーター6分にはRB柴田健人が5ヤードを走ってTDを決め、点差を広げた。

 日大は、この後も攻め込みながら、東大ディフェンスの粘り強い守りにあって、得点を重ねられない場面もあった。

 しかし、第3クオーター8分に、QB林がこの試合3本目のTDパスをWR大谷空渡に決めると、東大の反撃を第4クオーターのQBボストロム丞慈(じょうじ)のランTDだけに抑えた。

 QB林は、パス274ヤード3TD。この試合だけでなく、リーグ戦3試合でインターセプトは1本も許さなかった。

日大・橋詰功監督のコメント

◇今日の試合の感想は
◆橋詰監督:我々は挑戦者なので、一つずつ勝っていこうということななので、そのうちの一つ、今日の試合を勝てたということを喜んでいます。

◇序盤からパスを中心に攻めていましたが
◆橋詰監督:東大さんのディフェンスがアグレッシブに守って来られたので、なんとかパスで活路を見出そうということで、パスを考えました。

◇QB林と試合後にどのような会話をされましたか?
◆橋詰監督:なかなか思うようにいかないな、という話をしました。でも、これからまだ試合ができることが決まったので次に向けて頑張ろうということを言いました。

日大・QB林大希のコメント

◇今日の試合の感想は
◆QB林:(オフェンスの)最初の入りは良くて、VS東大に向けて2週間準備していたことが最初は出せていたのですけれど。途中から、特にオフェンスですが、僕らの悪い癖である点を取って勝ちパターンになった時に気が緩むというのが出たのが、今日の反省点だと思います。

◇甲子園ボウル出場に王手がかかりましたが
◆QB林:周りの方々も、甲子園ということは意識していると思うのですが、僕らとしては一線必勝ということを全員で意識しているので、(順位決定戦に)どこが来ようと、自分たちのフットボールを最後まで突き詰めてやっていきたいと思っています。
順位決定戦までの2週間、いちばんのビッグゲームやと、僕は思っているので、そこを全員で突き詰めていきたい。徹底的に準備して準備して、どこまでも準備していきたいと思っています。

【日大 vs 東大】第2クオーター、日大RB柴田が5ヤードを走ってTD=2020年11月14日、撮影:小座野容斉
【日大 vs 東大】第2クオーター、日大RB柴田が5ヤードを走ってTD=2020年11月14日、撮影:小座野容斉


小座野容斉

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