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2020-11-15

村田諒太インタビュー。戦えぬ日々をどう過ごしているのか

淡々と、しかし、コアな話題にはこってりと村田は話し続けた

WBA世界ミドル級チャンピオン、村田諒太(帝拳)がリングを遠ざかって、もうすぐ1年。次の戦いもいまだ発表されていない。新型コロナウイルス流行の影響をもろに受けている形なのだが、この間、村田は何を考え、どう過ごしてきたのか。ボクシング・マガジン12月号では、村田をインタビューしている。こんなときだから、テーマはあえてなしである。

 村田の2020年は、天下の大スター、カネロ・アルバレス(メキシコ)との対戦話でスタートを切った。早ければ5月、あるいは年末にも、と。だが、パンデミックがこの話題のカードを奪い去っていく。

 それから1年の間、村田に休息の日はなかった。日々、ジムワークを続け、走り込みキャンプも張った。現実的にアルバレス戦実現はずっと遠のいたが、村田はあきらめてはいない。カネロ、あるいはゲンナディ・ゴロフキンと対戦へと、望みの形に変化はないという。

 ただ、目の前の試合もなかなか具体化しない。来年の1月には35歳になる。焦りはないのか。練習だけの日々、ボクシングを倦むことはなかったか。とにかく、この状況下の村田に話を聞いてみたかった。

 村田は最後に言った。「ボクサーであることに自覚はある。世界チャンピオンとしても、さらに大きな場所に行きたいという意欲もある。でも、セカンドキャリアを考える自分もどこかにいる。それが、村田諒太、34歳のリアルなんです」

写真◎福地和男
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