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2018-05-17

[甲子園球児フォーム連続写真] 明秀日立・細川拓哉投手 140キロの直球を可能にするメカニック

肩甲骨と胸郭の柔軟性に富んだフォーム

 2018年春の第90回記念選抜高校野球大会1回戦(3月23日、第1日第3試合)、瀬戸内(広島)戦に先発した明秀日立(茨城)細川拓哉投手の投球フォーム。

写真/BBM

 打者40人に対して142球、被安打8、6奪三振、6四死球、3失点(自責2)で完投。試合にも4対3で勝利した。

 140㌔超えのストレートを右打者の外角低めにコンスタントに決められる制球力とスライダー、チェンジアップ、ツーシームを操る。本来は内野手だったが、高校入学後に「肩甲骨周りと胸郭に投手に必要な高い柔軟性があった」と明秀日立の金沢成奉監督により投手転向した経緯がある。その特長はステップからリリースまでの胸の張りに見て取れる。

細川拓哉/ほそかわ・たくや
2000年4月6日生まれ。茨城県・北茨城市立中郷中出身(いわきシニア)。175cm75kg。右投右打。

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