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2020-12-09

【ボクシング】京口の防衛戦、年内開催を断念

年内の試合が見送られた京口

ワタナベジムは8日、WBA世界ライトフライ級チャンピオン京口紘人(ワタナベ)と挑戦者タノンサック・シムシー(タイ)のタイトルマッチの年内開催を断念したと発表した。

同カードは11月3日に大阪で行われる予定だったが、試合前日に京口とトレーナーの新型コロナ陽性反応が判明し、中止となっていた。ワタナベジムは12月下旬に試合を再設定すべく大阪の会場を押さえたが、都市部を中心に感染者が爆発的に増加している状況や、多くの試合の中止により日本ボクシングコミッションがガイドラインを改訂したことなどを勘案し、開催を断念した。

10月から日本に滞在していたタノンサック側にはすでにキャンセル料と経費を支払い、今後、両者間で取り決めを交わしてから帰国を願うという。京口は11月16日から練習を再開したが、体調を崩して18日から1週間ほど休養。コンディションは最近まで回復しなかったという。

写真/BBM

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