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2021-02-03

【ボクシング】アマ全日本王者、藤田健児のプロデビュー戦は3月

アマチュア最後の試合から14ヵ月ぶりの実戦となる藤田

期待のフェザー級ホープ、藤田健児(27歳=帝拳)が、3月25日、東京・後楽園ホールでプロデビュー戦を行うことが、帝拳ジムのホームページで伝えられた。全日本選手権3度優勝、アジア選手権銅メダルのアマチュア実績を誇る藤田は、6回戦で木村元祐(34歳=加古川神戸)と対戦する。

「うれしい限りです。やっとこの力を出せる場所が決まったという感じです」。HP上にそうコメントした藤田にとって、まさに待ちわびた戦いになる。物心がつく以前から極真空手とボクシングを始め、中学時代までにキックボクシング、総合格闘技もみっちりと仕込まれた格闘技の申し子。高校からボクシングに専念し、インターハイ2連覇を達成。拓殖大学、自衛隊体育学校へと進み、やがて速い動きと鋭い攻撃力が持ち味のサウスポーに育った。プロでも短いキャリアでトップレベルと戦える逸材だけに、デビュー戦から注目したい。

 なお、帝拳ジムには、6回戦出場が可能なB級のプロテストに合格している元トップアマ、村田昴(日本大学→自衛隊体育学校/バンタム級)、嶋田淳也(駒澤大学/フェザー級)、金子虎旦(日本大学/フェザー級)も初陣を待っている。

写真◎福地和男

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