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2021-03-01

【ボクシング】亀田興毅氏が3150ジムオープン「鶴ならぬ亀の恩返しや」

新たに取得したクラブオーナーライセンスカードを示す亀田新会長。「日本のボクシング界を盛り上げる!」

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「亀田3兄弟」の長男で元3階級世界王者の亀田興毅氏(34)が1日、故郷の大阪市西成区に「3150ファイトクラブ」をオープンした。

 ジム開設に際して会見に臨んだ亀田氏は「3150ファイトクラブの会長に就任しました、亀田興毅です」とあいさつ。「コロナで試合のできない選手たちをサポートしたい。もちろん和毅もまだ現役やし、しっかりサポートしていきたい」と、新会長の意気込みを語った。ジムは父で元トレーナーの史郎氏(55)がアマチュアジムとして指導してきた施設をそのまま使用する。

 3兄弟で唯一現役の元2階級世界王者・和毅(29)は、2019年12月に協栄ジムを離れた後、無所属のままだった。和毅の活動を助けるためにジムを開設したと興毅氏は説明。「まだまだ和毅は29歳で若いし、トップクラスの選手やから、ここを拠点に頑張ってもらいたい」とバックアップを約束した。和毅からは「また日本で試合ができるのは嬉しい。兄ちゃんありがとう、と言われた」と明かした。

 興毅氏はまた「コロナでボクシングが厳しい状況にある中、親父がYouTubeでプロになる前の選手を育てている。その選手たちの受け皿みたいなものを作って、しっかり稼げるようにしていきたい」と、プロモーターとしての夢も語った。

 自身のボクシングの原点である大阪で再スタートを切る亀田新会長。「関西から日本全体のボクシングを盛り上げていきたい」と宣言した。

取材◎加藤健太郎

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