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2019-07-22

世界の中で、いちばん柔道を知らない日本人へ 松山 三四六/著

2019年 7月25日発売
BBM1350125
四六判並製・200頁
定価 1,870円(税込)
ISBN:978-4-583-11222-0 C2075

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Contents

この本は、柔道教本ではありません。柔道に興味がない人に読んでほしくて書きました(まえがきより)
柔道の試合中継でおなじみの松山三四六が、柔道の真の魅力を、その情熱的なリポートの語り口そのままに、熱く伝えます。柔道界の“四大レジェンド”、古賀稔彦、吉田秀彦、篠原信一、井上康生と対談。現在の柔道への危惧と期待、柔道をより一層、魅力的なものにしていくためのアイディアについてなど、柔道をよりよくしていくためにできることを考えました。
 また、自分の欲心や邪念に打ち勝つ心を意味する「克己心」についてなど、柔道に深く通じる精神性を、エピソードを交えて誰にでもわかりやすい言葉で紹介。柔道をあらためて知るだけでなく、悩んだり、困ったりしたときのヒントにもなるはずです。
【目次】
まえがき
・『精力善用』『自他共栄』
・柔道が『柔道』であること
・柔道の所作が意味するところ
・柔道の美学
・イチロー選手のなかに見る武士道
・みらいの柔道語りびと File01 バルセロナ五輪金メダリスト 古賀稔彦
・世界のスポーツと異なる日本のスポーツに流れる『道』
・「ありがとう」と「当たり前」
・敗者の憂いに思いを寄せられる者 それが勝者である
・みらいの柔道語りびと File02 バルセロナ五輪金メダリスト 吉田秀彦
・教育としての柔道
・指導するということ
・僕が指導者失格だった話
・みらいの柔道語りびと File03 シドニー五輪銀メダリスト 篠原信一
・日本柔道が負けたんじゃない!~東京五輪を生涯背負い続けたか神永昭夫先生
・柔道の神様が畳に降り立った日
・みらいの柔道語りびと File04 シドニー五輪金メダリスト 井上康生
・あの日僕は柔道家だった
・ライバルという名の宝物
あとがき
【著者紹介】
松山 三四六 (まつやま・さんしろう)
1970年7月9日生まれ。東京都出身。小学1年生で柔道を始め、小学5年生から全国少年柔道大会で2連覇を達成。明大中野中学在学中に全国中学校柔道大会も制し、オリンピック代表候補として将来を有望視されていた。しかし、度重なるケガにより、20歳で競技者としての道を断念。1992年、テレビ番組出演をきっかけに吉本興業に入社し、1994年同社を退社。現在、タレント、ラジオパーソナリティ、歌手、作家など幅広く活動。主な作品に「クマンバチと手の中のキャンディ」(文屋)、「ワインガールズ」(ポプラ社)などがある。一方で、長野大学で社会福祉学部客員教授として教壇に立ち、小中高生や企業を対象とした講演会なども現在500本を超える。もちろん、柔道への情熱は引退後も変わらず、コーチとして畳に立ち、世界柔道選手権大会ではレポーターとしてマイクを握り、選手たちの声をお茶の間に届けている。

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